2016年8月10日(水)
TX17本増発、混雑緩和図る 10月ダイヤ改正
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首都圏新都市鉄道(東京都)は9日、つくばエクスプレス(TX)の秋のダイヤ改正を発表した。守谷発始発を繰り上げ、つくば発最終を繰り下げるほか、平日朝夕の混雑緩和に向け、17本増発するなど利便性向上を図る。
平日始発は、守谷発秋葉原行き午前5時4分(区間快速)を増発。現在の守谷発同5時9分(普通)に比べ、秋葉原着が10分早まる。
平日最終は、つくば発守谷行き午後11時30分(普通)の運行区間を北千住まで延長。さらにつくば発守谷行き午前0時発(同)を増発する。
平日朝夕の混雑時間帯は17本増発する。北千住に午前7〜7時30分に到着する上り列車は現在の7本から9本に増加。土曜休日は11本増発する。
TXの年間輸送人員は、開業した2005年度の15万人から15年度は34万人に増加。中でも、午前7時半〜同8時半の通勤ラッシュ時は、青井-北千住間で乗車率が156%(15年度)に上るなど、混雑緩和が課題となっていた。
ダイヤ改正は10月15日。運行本数は平日444本、土曜休日382本となる。 (大平賢二)