政府 尖閣沖の中国公船の活動状況と写真を公表
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沖縄県の尖閣諸島周辺で中国当局の船による活動が活発化する中、政府は9日、日本の領海に侵入した中国当局の船などの活動状況と写真を外務省のホームページなどに公表し、引き続き、中国側に事態の改善を強く求めていく方針です。
沖縄県の尖閣諸島周辺の海域で、今月5日以降中国当局の船が領海侵入を繰り返すなど、活動が活発化していることを受けて、岸田外務大臣は9日、中国の程永華・駐日大使を外務省に呼び出し、「一方的に緊張を高める行動は断じて受け入れられない」と強く抗議しました。
政府は、こうした尖閣諸島周辺の状況や日本の立場を正確に知ってもらおうと、5日からおとといまでに確認された中国当局の船などの活動状況と写真を外務省や海上保安庁のホームページに公表しました。
それによりますと、中国当局の船は、日本の領海のすぐ外側にある接続水域では、一時、過去最多となる15隻が確認されたほか、領海への侵入は1日で最大延べ11隻にのぼるなど、これまでに比べてはるかに多くの船が活動しているということです。
中国への抗議は5日間連続で合わせて23回にのぼっていて、政府は、引き続き、中国側に事態の改善を強く求めていくとともに、英語による情報提供など、国内外への発信強化を図っていく方針です。
政府は、こうした尖閣諸島周辺の状況や日本の立場を正確に知ってもらおうと、5日からおとといまでに確認された中国当局の船などの活動状況と写真を外務省や海上保安庁のホームページに公表しました。
それによりますと、中国当局の船は、日本の領海のすぐ外側にある接続水域では、一時、過去最多となる15隻が確認されたほか、領海への侵入は1日で最大延べ11隻にのぼるなど、これまでに比べてはるかに多くの船が活動しているということです。
中国への抗議は5日間連続で合わせて23回にのぼっていて、政府は、引き続き、中国側に事態の改善を強く求めていくとともに、英語による情報提供など、国内外への発信強化を図っていく方針です。