南シナ海のほぼ全域を「自国のものだ」と主張し、人工島を次々と造成してきた中国。滑走路やレーダー施設を整備するなど軍事的な動きを加速させています。これに対し、領有権を主張するベトナムやフィリピンなどの周辺国は反発。アメリカも強い危機感を示しています。
この問題について、まもなく「国際裁判」の場で判断が示されます。日本など各国にとって、原油などを輸送する重要な海上交通路である南シナ海で今、何が起きているのか解説します。

1)中国 実効支配の現状

図説1 「南シナ海は自国のもの」

図説2 ミサイル部隊を展開

図説3 戦略爆撃機の離着陸も可能

図説4 南シナ海を広く監視

図説5 南シナ海の軍事化さらに

図説6 “戦略的三角形”の意味

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4)南シナ海問題 初の国際司法判断