参議院の投票率は相変わらず低かったようですが、改憲勢力が3分の2まで到達したので、その原因を考えてみました。
護憲派である共産党の大失態!?
憲法9条を守ろうとしていてた共産党は6議席を獲得しました。しかし、目標にしていた9議席は届きませんでしたね。
共産党は選挙前にある失言をしていました。それが自衛隊を侮辱するような発言で、この失言が響いたと言われています。世論では共産党の本性があらわれたと非難ごうごうです!
自衛隊は、自然災害を受けた被災地に懸命の救助活動などを行ってきたので、被災地で自衛隊の救助活動に助けられた方々が激怒した事は容易に想像がつきますね。私の故郷も大地震で多くの建物が倒壊しましたが、自衛隊の必死の救助活動はよく覚えています。
憲法9条で平和は守れない?
今回の参議院選挙では、自民・公明などの改憲勢力が憲法改正について、多くを語りませんでした。しかし、多くの日本国民が改憲勢力が3分の2に到達したら、憲法改正する可能性はよく知っていたはずです。
それでも改憲勢力に3分の2に到達したのは多くの日本人が憲法9条では、日本の平和が守れないと考え始めたという事でしょう。
多くのテレビ局が、投票した方達にインタビューをした時に、国軍の必要性を説明した方がいたのは「時代も変わったなぁ」と感慨深くなりました。
もちろん景気回復して欲しいと投票した方もいたのでしょうけど、それでも改憲勢力に投票する事になるのは理解していた方が多かったのではないでしょうか?
民進党に対する怒りが収まっていない?
野党第一党である「民進党」が、改選46議席を割り込む32議席の獲得にとどまりました。その原因は多くの日本国民が、未だに民進党に対する怒りが収まってないないという事なのでしょう。
かつて民主党時代に、政権交代をした時のあまりのひどい政治に多くの国民が嫌悪感を未だに持っているのかもしれません。
民進党が、今後議席を伸ばしていくには、党の方針を統一しなくてはいけないでしょう。国防や経済、エネルギー問題などをどうしたいのか?その辺りをしっかりと考えなくてはいけないでしょう。