北朝鮮がミサイル発射 韓国軍が発表

北朝鮮がミサイル発射 韓国軍が発表
韓国軍は、北朝鮮が9日昼前、日本海でSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルとみられるミサイル1発を発射したと発表し、弾道などについて詳しく調べています。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、北朝鮮は日本時間の9日午前11時半ごろ、東部、ハムギョン(咸鏡)南道のシンポ(新浦)付近の日本海で、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルとみられる1発を発射しました。
韓国軍はミサイルの弾道などについて調べるとともに、追加の発射に備え、警戒と監視を強化しています。
北朝鮮は、ことし4月にも同じ日本海から潜水艦発射弾道ミサイルを発射し、国営メディアを通じ、成功したと発表していましたが、これについて、韓国軍は事実上失敗だったとの見方を示しています。

防衛相「直接の影響認識していない」

中谷防衛大臣はNHKの取材に対し、「報道は承知している。事柄の性質上詳細についてコメントは差し控えるが、わが国の安全保障に直接の影響を及ぼす事態が発生したとは認識していない」と述べました。