どうもアバウト男です!
今回は今年4回目の『一気にレビュー』企画になります。ここ最近は濃い新作に追われてなかなか旧作が観れなくて、もはや『最近』じゃない無い作品も含め、
上半期に観た旧作をまとめてドサッと備忘録として感想を書きました。今回はアメコミとスパイが目立つ8作品。
最近観た映画を一気にレビュー第17弾!!!
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
あらすじ:ボストンに住む青年ウィルは、幼い頃から天才ゆえに周囲から孤立していた。だが、彼の才能に気付いた数学教授のランボーは、ウィルに精神分析医のショーンを紹介する。ウィルはショーンにしだいに心を開いてゆくが、彼の才能に気付いた政府機関や大企業が接近してくる。(allcinema)
製作国:アメリカ 上映時間:127分 製作年:1997年
監督:ガス・ヴァン・サント 脚本:ベン・アフレック / マット・デイモン
キャスト:ロビン・ウィリアムズ / マット・デイモン / ベン・アフレック / ステラン・スカルスガルド / ミニー・ドライヴァー / ケイシー・アフレック / コール・ハウザー / スコット・ウィリアム・ウィンタース 等
仕事が少し落ち着いき体力的にも精神的にも余裕が出来たタイミングの隙を見て、ずーっと手を付けてなかったすこぶる巷の評判の良い、本作を観ることが出来た。
確かに高評価も頷ける『良い』映画だった!
心に傷を抱える天才青年のウィル・ハンティングが、妻に先立たれた心理学者:ショーンとの出会いから自らに向き合い、彼の才能をほって置けない数学教授/お決まりのダチ3人/そして恋愛などを通して徐々に成長して行く物語。
まず前科ありの半グレ青年が『天才』ってカタルシスをすでに1個含んだ美味しい設定に引き込まれ、1つ1つの出来事によってウィルの閉じ込めてたモノがほぐれ見えて来て、決して急がず余裕を持った積み重ねや、映画全体の作りが自体がカウンセリングやセラピーのようで安心して観ることが出来た。
真面目なトーンで深みのある心理学者を演じたロビン・ウィリアムズ、この映画のキーマンとなるベン・アフレックのチンピラ兄貴感、まだ若くてキレてるステラン・スカルスガルドの好演も言うこと無しだが、若きマット・デイモンの強がる振る舞いの中に垣間見える繊細さには思わず魅入ってしまう。若いっすね!
強いて言うなら、もう少しウィルの『心の傷』の根っこが感じられたらさらに感動出来たと思うが、上手いことにラストに『2つの伏線』を一気に回収して気持ち良く終わってくれたのでオールオッケー!これにはヤられた。
冒頭のウィルがバーでいけ好かない調子乗りを一泡吹かせたくだりが、後にショーンによりブーメランで返ってくる流れや、一瞬噛ませ犬かと思った女とそのままイイ感じになる意図してないスカしも良かったかな。
評価:★★★★ 結構良かったぜ!
5点あげたいくらいに良かったけど、涙流すまでは行かなかったのでこの点数。でも万人にオススメできる一作なのは間違いない!
実は同監督&マット・デイモン主演【プロミスト・ランド】の方を先に観てて、あの作品も結構好き。
四月物語
あらすじ:桜の花びら舞う4月、大学進学のため、生まれ故郷の北海道・旭川を離れて東京でひとり暮らしを始めた楡野卯月。彼女にとっては毎日が新鮮な驚きであり、冒険だった……。だが、彼女がこの大学を選んだのには人に言えない“不純な動機”があった……。(allcinema)
製作国:日本 上映時間:67分 製作年:1998年
監督・脚本:岩井俊二
キャスト:松たか子 / 田辺誠一 / 留美 / 加藤和彦 / 藤井かほり / 光石研 / 江口洋介 / 石井竜也 / 伊武雅刀 / 松本幸四郎 / 藤間紀子 / 市川染五郎 / 松本紀保 / 塩見三省 / 津田寛治 等
監督最新作【リップヴァンウィンクルの花嫁】にグッと来たのと、若い頃の松たか子が好きなので観てみたのだが…
ん?ん?これだけ…って感じの映画というか『映像作品』でした。
昔の少女漫画のベタなシーンをちょっとした日常感を絡ませつつ映像化したような。※昔の少女漫画を読んだこと無いけど、そんな淡い甘ったるいイメージ。
しかも、岩井俊二監督の作品をそこまでで観てないので何とも言えないが、多分売りである淡い&ぼやけたトーンの映像を見慣れてないせいか、この映画全体がもしかして主人公の脳内で作られた『死ぬ前の走馬灯』なのかな?とか勘ぐって観てたけどそれでもなく… むしろまだその方が面白かったかなw
ただ、大学のクラスで自己紹介するシーンで松たか子演じる楡野(にれの)がちょっと小馬鹿にされるあの空気感というか、小馬鹿にされる人として瞬間的に位置付けられた独特な嫌な流れの描き方は上手いなと思った!こっちの過去をエグるリアルさというか。
自己紹介って上手い人 or ウケる人と、小馬鹿されるまたは反応されない人といるけど、自分も後者の方であそこのシーンは観ていて苦かったな。
評価:★★ うーん、イマイチ...
時間が短いのもあり映画ってところまで行かなかったかな、短編を観てるいるような。キャストはなにげ豪華です。やっぱり松たか子といえばキムタクと共演した月9ドラマ【ラブジェネレーション】ですな!
メランコリア
あらすじ:巨大惑星メランコリアが地球に接近する中、ジャスティン(キルステン・ダンスト)は盛大な披露宴を催す。姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)の夫(キーファー・サザーランド)が所有する豪勢な屋敷での宴は盛況だったが、花嫁のジャスティンはどこか空虚な表情だった。披露宴を取り仕切った姉夫婦はそんな妹を気遣うが……。(シネマトゥデイ)
製作国:デンマーク / スウェーデン / フランス / ドイツ
上映時間:135分 製作年:2011年 監督・脚本:ラース・フォントリアー
キャスト:キルステン・ダンスト / シャルロット・ゲンズブール / キーファー・サザーランド / シャーロット・ランプリング / ウド・キア / ステラン・スカルスガルド / アレキサンダー・スカルスガルド 等
世界の終わりを美しくも儚く!
誰もが一度は考えた事あるんじゃないかな? 地球が消滅しちゃえば良いのに! 地球が爆発しちゃえば良いのに!全て何もかもが終わっちゃえば楽なのに!そんな夢物語をそれこそ夢物語っぽく美しく描いたのが本作だ。
『惑星衝突』直前に病んでる妹とその妹を支える姉を1部と2部に分け、世界の終わりが近づく様を儚くも淡々と描く。パッケージのファンタジー感はそれほど無く意外と観やすかった。
病んでる妹にサム・ライミ版【スパイダーマン】のヒロイン:キルスティン・ダストンというド直球なキャスティング。その彼女の尻のように寄せられた胸も本作は惜しみなく見せる!これほど何も感じないパイオツ丸出しシーンもそうそう無い。
アン・ハサウェイやルーニー・マーラの時は多少心が動揺したもんだ。上半身の動きがやたら激しいバンカーでのファックシーンには思わず笑ってしまった。
姉を演じたシャルロット・ゲンズブールも良かったですね!スカルスガルド親子の共演や、このヴァンパイア顔どっかで観たことあるなと思ったら【ブレイド】に出ていたウド・キヤの出演も嬉しい。
惑星の接近を確認するハンドメイドな道具やラストのスパッと終わる感じも良かったし、観終わってから冒頭の広告写真のようなバキッとしたスロー映像をまた観直したくなった。
評価:★★★ 普通に楽しめました。
特別複雑な話じゃなく音楽を感じれるマッタリと観れる一作。同監督の【ニンフォマニアック】よりだいぶ観やすいんじゃないかな。寝てしまった【アンチクライスト】のリベンジもしなきゃ。
パニッシャー:ウォー・ゾーン
あらすじ:組織犯罪を相手に孤独な戦いを挑むパニッシャーことフランク(レイ・スティーヴンソン)は、ギャングのボスで野心家のビリー(ドミニク・ウェスト)に狙いを定める。パニッシャーによって見るも無残な姿にされたビリーは、“ジグソウ”という新しい名のもとに、パニッシャーへの復讐に乗り出すことにしたのだが……。(シネマトゥデイ)
製作国:アメリカ 上映時間:113分 製作年:2008年
監督:レクシー・アレクサンダー
キャスト:レイ・スティーヴンソン / ドミニク・ウェスト / ジュリー・ベンツ / コリン・サーモン / ダグ・ハッチソン / ダッシュ・ミホク / ウェイン・ナイト 等
【デッドプール】鑑賞後に他のマーベル映画も観たいなと思い、2作目が好きなのもあり放置していた『パニッシャー』リブード第3弾の本作を鑑賞!
これを観てから地味め『コミック原作』映画おすすめ8選の記事をまとめました。
まず驚いたのがなかなかのエグさ!特にそういう意識も心構えもして無かったので、隠すことのないスラッシャー描写にグッと来ちゃいました。脳天にナイフをブッ刺すシーンがさらっと出てきたり。
グッドサプライズ!THE大人マーベル!
よくよく調べたら実写の中では1番原作に忠実なようで、バットマンに当たるジョーカーみたいな存在のヴィラン:ジグソウが登場。彼がジグソウになってしまうシーンも【ソウ2】の注射器の沼に落ちるシーンを連想するショックシーンで良かったな。
なんだけど、その後が雑魚っぽいのよね。まだカニバリズムの弟の方が強くて。ヴィランで言うなら2作目のジョン・トラボルタの方が断然好きかな。
ストーリーはシンプル且つ行き当たりバッタリ、とりあえず悪い奴は片っ端から殺すスタイルなので、まぁこんなもんかなぁな印象。クライマックスもそこまでハネないので残念。とは言え、主役のパニッシャーは地味ではあるけど淡々と殺す姿は【ジョン・ウィック】ぽかったり、パルクールで調子乗ってるヤツの殺し方が最高であそこだけ何度も観たい!
評価:★★★ 普通に楽しめました。
このエグさが良いですね!惨劇です!次はトム・ハーディあたりで第4弾リブードするのが良いんじゃないかな!?アベンジャーズ参戦の噂もあるので、魅力的キャラなんだからちゃんと地盤固めて再度リブートにチャレンジして欲しい。
白鯨との闘い
あらすじ:1819年、エセックス号のクルーたちは鯨油を入手するためにアメリカ・マサチューセッツ州のナンタケット島を出港する。一等航海士オーウェン・チェイス(クリス・ヘムズワース)をはじめとする乗員たちは、太平洋沖4,800キロメートルの海域で白い化け物のようなマッコウクジラと遭遇。彼らは強大な敵を相手に必死で抵抗するものの船を沈没させられ……。(シネマトゥデイ)
製作国:アメリカ 上映時間:122分 製作年:2015年
キャスト:クリス・ヘムズワース / ベンジャミン・ウォーカー / キリアン・マーフィ / ベン・ウィショー / ブレンダン・グリーソン / トム・ホランド 等
劇場スルーしてやっとこさ観ました。ロン・ハワード監督とクリス・ヘムズワースの【ラッシュ】のタッグ再び!
これ、普通に面白かった!!!
元々、全編『白鯨とのバトルもの』じゃないってのが耳に入ってたからか、海洋サバイバルものとして楽しめました。鯨に掛けた男たちと立ちはだかる自然の力がとが織りなす『逸話』映画でした。
中でも話がダレないのが良いなと。過去の話を聞かせるモノローグ的な語りパートと過去の壮絶な物語パートを行き来するのも効いているて、色々とイベントを散りばめることで最後まで飽きずにスーッと観れる。
そして海洋での映像美、日を浴びた水中からの画に、デッカい鯨が群れで泳ぐ姿、船がぶち壊される描写に、これらを観れただけでもそれなりに得した気分になる。どう撮ってんだろ?って思うシーンもいくつかあったり。
そして船員の人間関係。キャラのバランスも良く、傲慢で経験のほぼ無いボンボンの船長と、クリス・ヘムズワース演じるい海の男感たっぷりな一等航海士の軋轢。新スパイダーマンに決定したトム・ホランド演じる新米も良かったな。
海の主であろう白鯨が、今まで傍若無人に魚や鯨を捕って来た人間に鉄槌を下し、海原に放たれる人間。
広大な海の上であっても人間にとっては閉鎖された空間=密室に違いなく、息苦しさが終始付きまとい、生き物としてのちっぽけさが身に染みる。それでも『生』への執着は動物の中でナンバー1か?!
評価:★★★★ 結構良かったぜ!
ロン・ハワード監督はクリス・ヘムズワースの使い方上手いなぁ。彼のポテンシャルや野性味を引っ張り出してくれる。このタッグで色々な変わった職業の『逸話』映画を撮って欲しい。
インクレディブル・ハルク
あらすじ:ブルース・バナー博士(エドワード・ノートン)は緑色の巨人ハルクに変身する能力を隠して生活する日々を送っていたが、ハルクの変身の秘密を知ったテロリスト(ティム・ロス)が怪人アボミネーションと化し、ニューヨークの街を襲う。恋人ベティ(リヴ・タイラー)と街を守るため、ブルースはハルクに変身して危機に立ち向かう。(シネマトゥデイ)
製作国:アメリカ 上映時間:112分 製作年:2008年
監督:ルイ・レテリエ 脚本:サック・ペン / エドワード・ノートン
キャスト:エドワード・ノートン / リヴ・タイラー / ティム・ロス / ウィリアム・ハート 等
元々ハルクというキャラ自体にさして興味は無いんだけど、一応『MCU』の2作目だしテレビでやってたのでこれを機に観てみました。
なんとも中途半端以下というか、残念な出来でした…
なんだろうハルクのデザインが良くない。特に髪型含めの顔かな、普通にダサい。中盤まで敵が傭兵で、雑魚を相手に暴れる姿を見せられてもイマイチ強さも凄さも伝わらず。
まだアイアンマン一作目しかやってない公開当時を考えると仕方ないのかな?エドワード・ノートンもナイスキャスティングとはとても言えない。
良かったのはティム・ロスですね!ティム・ロスがいなかったら最後まで見れなかったかも。裏では名の知れた一癖ありそうなベテラン一歩手前の傭兵感。とは言え、その後のアボミネーションのデザインはハルクと同じでイマイチなんだけど。
リヴ・タイラーもガタイが良いわりに中身は乙女な辺り結構好きかな。今後【アベンジャーズ】シリーズにしれっとリヴ・タイラーが出てくれるのを勝手に期待してる!
評価:★★ うーん、イマイチ...
テレビ放送版だから吹き替え版だったんだけど、主人公ブルース・バナーの声に安定感がなくて下手だな〜と思ったら水嶋ヒロかよ!?正気か?!映画【TIME/タイム】のアマンダ・セイフライドの日本語吹き替えを担当した篠田麻里子の時みたいなセンス。
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
あらすじ:ロシア・クレムリン爆破事件の犯行容疑がかけられたイーサン・ハント(トム・クルーズ)。アメリカ大統領は政府の関与への疑いを避けるべく、ゴースト・プロトコルを発令。イーサンと仲間は組織から登録を消されるも、新たなミッションを言い渡される。真犯人への接近を図るイーサンは、世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファの高層階へ外部からの侵入にチャレンジするが……。(シネマトゥデイ)
製作国:アメリカ 上映時間:133分 製作年:2011年
監督:ブラッド・バード
キャスト:トム・クルーズ / ジェレミー・レナー / ポーラ・パットン / サイモン・ペッグ / ジョシュ・ホロウェイ / ヴィング・レイムス / レア・セドゥー / トム・ウィルキンソン / ミカエル・ニクヴィスト / ウラジミール・マシコフ 等
新作の【ローグ・ネーション】がだいぶ面白かったため、このチームが出来たであろう前作が気になり手を付けていなかったシリーズ4作目の【ゴースト・プロトコル】を前日譚として鑑賞。
冒頭のインパクトや序盤の勢いは【ローグ・ネーション】に比べると弱くて、中盤までわりと地味に展開して行くんだけど、ドバイあたりから徐々にエンジンがかかって来て、ラストの盛り返しでどっぷり引き込まれた。トム・クルーズの無茶『体張り』劇場には感服してしまう。もう少し楽させてあげたい気持ちになる。
ただ本作はチームが出来たてで連携が甘かったり、仲間の経験不足やガジェットの不具合によるドキドキ・ハラハラな部分が多かったので、若干の「もっとしっかりしろや!」感はかなりある。
そういう意味では【ローグ・ネーション】の、こっちはしっかりやってるのに相手のが1枚上手って方がより質が高く見えるし面白い。
とは言え、トータルするとそれなりに面白かったし、ポーラ・パットンの体型はガッチリなんだけど色気ムンムンな姿はかなり良かったな。
ポーラ・パットン最高!!!
評価:★★★★ 結構良かったぜ!
プロジェクターっぽいガジェットとか面白かったよ。
※実はこの作品を観たのは年明けすぐで【ローグ・ネーション】観賞後、この4作目から1作目まで遡って鑑賞し、まとめて感想を書こうと思って取っておいたんだけど、2&1作目の見返しが面倒くさくなり、多分この先だいぶ観直すことが無さそうなので、観てあった4作目と3作目の感想を書く事にしました。
M:i:III
あらすじ:不可能なミッションを遂行してきた天才的スパイのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、敵の罠に落ち、前例のない衝撃的な計画に翻ろうされてしまう。イーサンは己との戦いを克服し、成功率0%の任務を成し遂げるため、ヨーロッパやアジアへと飛ぶ。そして最高機密組織I.M.F.の新たなるメンバーとともに任務を遂行するが……。(シネマトゥデイ)
製作国:アメリカ 上映時間:133分 製作年:2006年
監督・脚本:J・J・エイブラムス
キャスト:トム・クルーズ / ヴィング・レームズ / ケリー・ラッセル / ローレンス・フィッシュバーン / フィリップ・シーモア・ホフマン / サイモン・ペッグ / ミシェル・モナハン / ジョナサン・リス=マイヤーズ 等
【ローグ・ネーション】→【ゴースト・プロトコル】からの【ミッション:インポッシブル3】を遡り鑑賞!監督はなんとJ・J・エイブラムス、当時は海外ドラマ【LOST】を少し手掛けてたくらいで正直「誰?」的な感じだったんだろうな。
というか冒頭のシーンから「あれ?この感じ… 前に観たな」となんとなく既視感が、
ってか、これ確か面白かったやつやん!
と久しぶりに眠ってた良作の引き出しを1つ開けられました。そうなんです、この作品過去に観たことありました。それがミッション:インポッシブルの3作目って漠然と結びついてなかった。当時レンタルされてすぐ観た作品ですね。久しぶりに中学の同級生と街でバッタリ再会したような感覚。
この作品を引き上げてるのは、フィリップ・シーモア・ホフマン演じる悪役デヴィアンだろう。ヤバい奴のオーラがプンプンで絶対的な自信とやたら冷静なのがまた怖い。しかも頭の爆弾と奥さん人質とか嫌なところを突いてくるゲスさも素晴らしい!
今回イーサン・ハントのチームのメンツもなかなか濃くて、この頃からサイモン・ペッグいたなぁ〜と。【ローグ・ネーション】を考えるとよく頑張った!このシリーズは毎回監督が変わるけど、引き継ぎがそんなに無理がないので好感が持てる。2作目は印象薄いけど、ちゃんと愛があるよね。
ちょこちょことラジコンヘリ?の空撮を交えたり、カット割りの臨場感は上手いなと思う。濃厚な3作目!セブンイレブンとか無理矢理絡ましてくれるJ・J・エイブラムスやるじゃん!
評価:★★★★ 結構良かったぜ! 個人的には冒頭の弟子の惨劇と奥さん巻き込まれ&きちんとした悪役に、要素が充実していてかなり好きな一作。
この中でオススメ/好き順はこちら!
こんな感じになりました。
1位は安定のマット・デイモンの傑作に。2・3位はこれまた安定のトム・クルーズ。個人的には友達と久しぶりに再会したような3作目の方がボリューミーで好きなんですよね。
4位までは全部オススメかな、5・6位の作品は人を選ぶというか、どっちも面白いけどね。7・8位は特に観なくて大丈夫です!これが終わったので、
2016年上半期に観た『良かった』旧作TOP10選!
をやるつもりです。新作同様なかなか濃かったのでお楽しみに。
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【プロミスト・ランド】の感想はこちら↓
【パニッシャー:ウォー・ゾーン】も含む『おすすめコミック原作映画』のまとめ
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