東北電力 原発廃炉求める株主からの議案を否決
東北電力の株主総会が28日に仙台市で開かれ、一部の株主が提案した原子力発電所の廃炉を求める議案は否決されました。
東北電力の株主総会は28日午前10時から仙台市青葉区で開かれ、およそ800人の株主が参加しました。
会社側は、原油価格の値下がりなどから昨年度の決算は最終的な利益が過去最高となったことなどを報告したうえで、地域の理解を得ながら原発の運転再開を目指す方針を示しました。
これに対し株主からは、原発事業からの撤退を求める意見などが出されました。
このあと議案の採決が行われ、会社側が提案した取締役の選任などの議案はすべて可決された一方、一部の株主が提案した原発の廃炉を求める議案などはすべて否決されました。
福島市の69歳の株主の男性は「原発の廃炉にはばく大な費用がかかる。電力の安定供給には原発の再稼働が必要だと思う」と話していました。
一方、仙台市泉区に住む69歳の株主の男性は「使用済み核燃料の処分方法が確立されていないなかで再稼働をするべきではなく、きちんとした解決策を見いだすべきだ」と話していました。
会社側は、原油価格の値下がりなどから昨年度の決算は最終的な利益が過去最高となったことなどを報告したうえで、地域の理解を得ながら原発の運転再開を目指す方針を示しました。
これに対し株主からは、原発事業からの撤退を求める意見などが出されました。
このあと議案の採決が行われ、会社側が提案した取締役の選任などの議案はすべて可決された一方、一部の株主が提案した原発の廃炉を求める議案などはすべて否決されました。
福島市の69歳の株主の男性は「原発の廃炉にはばく大な費用がかかる。電力の安定供給には原発の再稼働が必要だと思う」と話していました。
一方、仙台市泉区に住む69歳の株主の男性は「使用済み核燃料の処分方法が確立されていないなかで再稼働をするべきではなく、きちんとした解決策を見いだすべきだ」と話していました。