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TraveLife

旅人×腰痛治療家×不動産投資家として、暮らすように旅をするライフスタイルを提案するよ。

ぼくが人生初の家賃収入55,000円を得て確信した7つの鉄則

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1年半前、ぼくは家賃収入をゲットするためにゼロから不動産投資の勉強を始めました。友達と遊んだり、治療家の勉強もしたり、寄り道しまくりの毎日でした。

でも、これからは1枚のキャッシュカードで毎月55,000円を受け取ることができる。1台のノートパソコンすら不要です。

そこで、この1年半を通してぼくが確信した7つの鉄則をまとめたいと思います。 

1. 最大のリスクは「好きじゃないこと」をすること

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野球少年にリスクは無い

「不動産投資」という言葉を聞くと、反射的に「リスクがある」って言う方。ムチャクチャ多いです(笑)でもね、ちょっと考えてみてください。

テレビでイチローを観て「野球やりたい!」と目を輝かせた少年が、「でもデッドボール顔面に当たったらどうしよう」「スタメンに入れなかったらどうしよう」と思うでしょうか。

結局のところ、「好きなこと」や「ワクワクすること」には、どんな不利な状況も乗り越えるチカラがあります。逆に「好きじゃないこと」や「ワクワクしないこと」は、不利な状況を最後まで言い訳にするチカラがあります。

「好きなこと」をやり続けて結果が出るとは限らないけど、「好きじゃないこと」をやり続けて結果が出ることは絶対に無いんですよ。ここ、わかります?

 

不動産投資家の適性診断 

突然ですが、ぼくからみなさんに質問です。

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Q.1 「SUUMOとか物件情報をダラダラ眺めるの超楽しくね!?」

 

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Q.2 「売主とか銀行と交渉重ねるの超楽しそーじゃね!?」

 

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Q.3 「仲間と飲みながらDIYすんの超楽しそーじゃね!?」

(※DIY=ここでは日曜大工のこと)

 

この3つの全ての質問に対して「全然楽しそうじゃねーわ」と答えたあなたは、不動産投資は向いてません。手を出すのをやめましょう。なぜならあなたにとって、不動産投資は「リスク」だからです。

反対に、1つでも「ちょっと楽しそうかも」と思ったあなたは、不動産投資にハマる可能性大です。なぜなら、3つ全ての質問に対して「楽しそう」と思えなくても、楽しいと思えない部分は全て他人に任せることができるからです。

 

中村ひろきの適性診断の結果は?

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▲目の前が河原!?物件探しとかただの宝探しだろ。楽しすぎ。

 実を言うと、ぼくが不動産投資を楽しいと思えるのは「物件を探すとき」だけです。人見知りだから交渉するのは苦手だし、DIYもオンチすぎて電球の交換が限界です。

でも、物件を探すのは好きすぎる。やばい。ソファーでゴロゴロしながらat homeとか見てると2時間くらい経ってるし、物件見学ついでに知らない土地の喫茶店入ったりすんの超楽しい。ここは誰にも負けない自信があります。

ぼくの物件探し愛が、「銀行からお金を借りる」や「入居者が現れるかわからない」など、一般に不動産投資のリスクと呼ばれる要素を乗り越えてくれる。やっぱり「好き」って最強なんですよ。

 

2. 自分を突き動かすのは「必要性」である

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▲記念すべき1軒目の物件はゴミの多さに卒倒した。

好きなことの中の「やりたくないこと」と向き合う

さきほども書いたように、好きなことの中にはたいてい「やりたいこと」と「やりたくないこと」が混じってるんですよね。ブログ書くのは好きだけどデザインいじるのは苦手、みたいな。

問題は、この「好きなことの中のやりたくないこと」との向き合い方です。ぼくはコレ「必要性」だと思うんですよね。それを乗り越えるだけの強い「必要性」が、自分の中にあるかどうか。

上の写真を見たらわかる通り、記念すべき1軒目に購入した物件はゴミ屋敷でした。ぼくは自分の買った物件で息をするのもイヤだったんです。でも、一つ一つクリアしました。なぜなら、ぼくには「時間とお金に縛られずに世界中を移動しながら暮らすこと」という絶対譲れない予定があるからです。

これね、「叶ったらいいな」くらいのレベルじゃないんですよ。叶わなきゃ死ねない。「叶わなきゃ死ねないな」って思わない60分間はありません。仕事中でも、友達と遊んでる時も、毎時3回は心の中で呪文のように唱えています。その「強い必要性」が、ぼくを突き動かしてくれたのです。あなたが最低でも1時間に3回考えていることはなんですか? 

 

日本人が英語を覚えられない理由

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話は飛びますが、日本人が英語覚えられない理由ってなんだと思います?

コレ、結局日本人には英語を覚えるだけの「必要性」がないからなんですよ。「字幕ナシで映画観れたらいいな」くらいの必要性じゃ弱いですもん。話せなくても別に困らない。

地方に住んでる中国人が日本に来たら、軽く20倍以上の給料がもらえるんでしょ?そりゃ光速で日本語習得するはずですよ。家族を食わせていけるかどうかの瀬戸際ですから、個人的な趣味とは比べ物にならない「必要性」があります。

ぼくの患者さんである70代の女性は、スペイン語が堪能です。もちろん日本人ですよ。20代の時に移民でアルゼンチンに渡ったそうです。そこでは、異国の地でゼロから生活を成り立たせるために、一家で必死に働いたそうです。その時習得したスペイン語を未だに覚えている。やっぱり「必要性」が生み出すエネルギーって強大なんです。

 

3. 「現場」「実物」「本人」に勝るモノ無し

六本木ヒルズの51階へ

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ぼくが不動産投資を始めようと思い立った時、最初の半年間はAmazonで「不動産投資」と検索してヒットした本を片っ端から読んでいきました。そして、その中でイチバン腑に落ちた本の著者に会いに行きました。六本木ヒルズの51階へ。

メチャメチャ緊張しましたが、2時間みっちりいい話を聞くことができました。

みなさん経験あると思うのですが、「本」と同じ内容を「音声」で聴くと、比にならないほど内容が頭に入ってきますよね。でも、「音声」で聴くのと「本人」に会うのとでは、これまた染み込み方がケタ違いなんですよ。しぐさ、持ち物、発せられる声、身にまとう空気感、その人の要素全てを丸飲みすることができます。

どこまでいってもネットは手段

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ぼくが物件情報サイトをダラダラ眺めるのが大好きですが、直接不動産屋に出向くと、出てくるんですよ。サイトに載ってない掘り出し物が。こういう時、やっぱり「現場」へ出向くのは大事だなーって思います。コレをするだけで不動産投資家の上位10%になれます。

また、ネットで見つけたイマイチな物件が、「実物」を見てみると意外とイケるときもあります。多くの投資家は、ネットでイマイチだと思った物件をわざわざ見に来ないですから、ここもチャンス。ネットが広く普及している今だからこそ、「現場」「実物」「本人」にこだわる人は超強いんです。 

やはりネットは「現場」「実物」「本人」に到達するための手段と位置づけるべき。ネット上の情報は「事実」ではなく「参考資料」に過ぎないんです。

 

4. やっぱり基礎体力は欠かせない

イチロー選手の名言

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引用:http://www.compass-point.jp/kakugen/2177/

小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。   イチロー 

あの有名なイチロー選手が何よりも大切にしているのは「素振り」と「ストレッチ」だそうです。基礎の基礎を徹底して繰り返したことが、類まれな成績を残した一番の要因だと本人が語っています。

今回ぼくはゼロから不動産投資の勉強を始めて、イチローの残した言葉の意味がほんの少しわかったような気がしました。響きのいいことや見栄えのいいことに飛びつく前に、退屈で地味な作業を「淡々と」こなすべき時期は大切なんだなぁと。

不動産投資100冊ブックマラソン

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▲もう9割は捨てた不動産本たち

ぼくが不動産投資を始めた時、真っ先に身につけるべきだったのが「基礎知識」です。どれだけ税金がかかるとか、どうすれば銀行から借金できるかとか、基本過ぎることをたくさん覚えなければいけなかった。

そこで、まずはAmazonで「不動産投資」と検索してヒットする本を100冊読もうと決めました。すぐ行動したくなる自分を必死に抑えて。

結果、このおかげで基礎知識が身体の一部になり、ビビらずに不動産屋に飛び込めるようになりました。ブックマラソン作戦大成功です。「その道に通じてる人と対等に話せるまで、その分野の本を読み漁る」って、我ながらメチャメチャいい作戦でした。

 

100冊ブックマラソンの行方

実はぼく、100冊ブックマラソンを完走しなかったんですよ(笑)

36冊目に出会った本に感動して、著書に会うために六本木ヒルズへ行って、マラソンはあっさりリタイアしました。もう読書はやめて、行動に移しても良い時期だと確信できたのです。まさに「書を捨てよ、町に出よう」状態。それほど腑に落ちた良書でした。

 

36冊目を知りたい方は、ブログを『読者登録』して連絡ください( ´ ▽ ` )ノ

 

5. 自分の無力さを知っておくこと

ぼくは相当ショボい

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 さっきも書いたんですけど、ぼくは相当ショボいです。家賃収入をゲットするためにボロい一軒家を買ったのに、草刈りは虫が嫌いだからやりたくない。部屋の掃除は鼻炎になるからしんどい。クロスの張り替えは不器用だから無理。文句タラタラです。

「自分はなんもできない」ことを誰よりもわかっているから、それらを自分でやろうとせずに、全部他人任せにしてきました。ぼくは作業工程を見守りながら、ひたすら大好きな物件探しの旅に出てるだけ。

でも、結果的にこれが良かった。自分が苦手なことを得意としている人に任せて、自分は好きな作業に集中するやり方は、長い目で見ればすごく効率的です。苦手なことを全部ゼロから勉強していたら、あっという間にジジィになっちゃいますよ。

 

チームを作る3つのメリット

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「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者で有名なロバート氏も、「投資はチームスポーツだ」と語っています。実際に、不動産投資は「税務」「法律」「融資」などの幅広い知識が求められます。これはブログでも同じ。「ライティング」「デザイン」「マーケティング」など、たくさんの専門知識が必要です。

 

ここで「なんでも自分でやらなきゃ気が済まない」人のために、チームを作るメリットを3つ挙げておきます。

  1. 楽しく仕事ができる。
  2. みんなで喜びを分かち合える。
  3. お客さんも喜んでくれる。

1. 楽しく仕事ができる。

当たり前のことのようですが、コレはすごく大事なことです。だって、いくらラクに稼げる仕事でも、楽しくなきゃ続かないですもん。チームを組めば、みんながみんな自分の得意なことに集中できるから、モチベーションなんて不要です。

 

2. みんなで喜びを分かち合える。

自分だけで成し遂げた時の喜びを「1」とすると、3人チームで成し遂げた時の喜びはその3倍・・・じゃないんですよね。コレ確実に10倍以上です。ただし、ここで大事なのは、メンバー間が主従関係や雇用関係になく、個々が独立した個人であることです。

 

3. お客さんも喜んでくれる。

究極的な顧客目線で見れば、全部一人で頑張られても迷惑なんですよ。それぞれ得意分野の集まった専門家でつくったモノの方が確実にクオリティは高くなりますから、お客さんにとってもハッピーです。素人が四苦八苦して部屋の壁紙を貼った部屋に住んでもらうなんて、入居者さんに申し訳ないでしょ?

 

 記念すべき1軒目のメンバー構成

とはいえ、ツイッターもブログも始めておらず、投資家としての実績ゼロのぼくに優秀なメンバーが集まるはずがありません。そこで、車でいつも通りがかっていたクソ怪しい片付け業者にアタックしたり、シルバー人材派遣のおっさんを呼んだり、とにかくいろんなことを試してみました。

 

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▲クソ怪しいけどなんか惹かれるダロウ?

そのおかげで、シルバー人材派遣のおっさんは8割使えないという事実が判明したり、ぼったくりリフォーム業者サイトを見分ける能力が身についたり、チームに招き入れるべきメンバーを見極める眼力を養うことができました。

結果、今回大きく貢献してくれたのは下の写真のおっさん。ガラクタに囲まれた築100年の古民家で暮らすハードコアな人でした。良心的な値段でとても丁寧にやってくれました。自分が無力であることを知っていて、ほんとうによかった。

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▲リフォーム後の写真撮影に快く応じるハードコアな人。

 

 6. 未来の逆算から今を生きる

今やっている仕事の先に何がありますか?

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ぼくの理想のライフスタイルは「時間とお金に縛られずに世界中を移動しながら暮らすこと」です。となれば、9時から17時まで決まった場所に出社するサラリーマンをしている限り、このライフスタイルを手に入れることはできません。

そこで、ぼくはサラリーマンの収入を少しずつ減らして、代わりに家賃収入やブログ収入を増やしています。一時的に収入の総額は減りますが、なによりも収入の「額」よりも「性質」を変えていくことが最重要なのです。

ライフスタイルは今の仕事の延長線上にあるものではありません。理想のライフスタイルから逆算して今の仕事があるべきです。いつでも愚人は「現在を積み重ねて未来に乗り遅れる」のです。

 

地平線は何キロ先に存在するのか?

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ぼくは誰にも譲れない理想のライフスタイルがあるんだけど、「10年計画」とかを立てるのはクッソ苦手です。何十枚も書いてはボツにしてきたので、きっとこのやり方はよほど相性が悪いんでしょう。

だってさ、地平線って何キロ先にあるか知ってる?

約4.5キロだよ?超近くね?

そんな近い未来のことですら、わかんないんだよ。それを知った瞬間、長期計画立てるのなんてムダな気がしてきたよ。綿密にルートを練って出発しても、次の瞬間思いがけぬ別の近道が見つかったりしそうだもん。

それなら、長期計画を立てることに時間を費やすよりも、世界がどう転んでもうまく受け身を取る柔軟性が大事。だから、ぼくは理想のライフスタイルを実現するという「目的」にはこだわるけど、そのための「手段」には縛られないことにしています。

 

未来の逆算で今を生きるぼくの譲れない習慣

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 みんなによくバカにされるんですけど、ぼく大真面目にパスポートを365日持ち歩いてるんですよ。だって、ぼくの理想のライフスタイルは「時間とお金に縛られずに世界中を移動しながら暮らすこと」だから。常にパスポート持ってなきゃ移動できないでしょ?

ぼくは「理想のライフスタイルを実現した自分」を想像した時に、今すぐにでも「実現した自分の一部」を表現できるのなら、絶対した方がいいと思うんですよ。きっと、ある日突然「理想の生活を手に入れた自分」に変身するワケじゃなくて、その「一部」の割合が増えていって実現するような気がするんです。

 

7. 不動産投資は「世界一周」の次にあるもの

人生初の世界一周は必ず不完全である

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ぼくが初めて世界一周したのは25歳の時でした。株式会社の代表取締役として、社員が働いている最中の4ヶ月間に渡る短い旅でした。楽しかったけど、やっぱり会社のことが常に気がかりで、精神的に解放されているとは言えませんでした。

きっと、初めての世界一周で100%満足できなかった人は、ぼくだけではないでしょう。「もっと資金があったらな」「もっと期間があったらな」と若干の悔しさを残して旅を終えたハズです。そんな世界一周経験者がいたら、いっしょに不動産投資をやろうぜ!

 

旅が好きならヤドカリ作戦!

不動産投資って言葉を使うと難しく感じますが、旅好きにたまらない要素がたくさんあるんですよ。地図広げて、おもろそうなとこ見つけて、知らない街を探検して、発見した掘り出し物が自分の物になる。

そうしたら、しばらく別荘として遊んで、週末だけ過ごすのもいいし、住みながらリフォームするのもいい。きっとDIYが好きな人ならメチャメチャ楽しめると思います。

やがて貸せる状態になって遊ぶのに飽きたら、その物件を貸して、また次の遊び場を探す旅に出る。ぼくはこの繰り返しで物件を増やしていこうと思っています。ヤドカリ作戦で日本中を庭にしようぜ!

 

おわりに

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▲リオデジャネイロの宿でイスラエル人と。

すごく意外だったんですけど、不動産投資の勉強を始めて1年半で結果が出たのって、早い方らしいんですよ。「3年で1億の家賃収入!」みたいな本がたくさんあるので、自分は遅い方だと思っていました。

でも、実際のところは「本やセミナーに手を出しまくって10年経つけど未だに買えない」系の人がムチャクチャいるらしいんです。これにはさすがにビビった。

そういう人たちは大丈夫。行動力が無いんじゃなくて、必要性が無いんですよ。不動産収入を得るだけの強い必要性が無いだけ。潜在的には今の生活のまま死ぬのがベストだと思っているのでしょう。

「行動力」「モチベーション」なんて言葉が出た時点でアウト。大好きな異性とのデートに行動力なんて必要無いでしょ?滝のような雨が降っても会いに行くはずです。やっぱ究極的に好きなことやらんとね!これイチバンの鉄則です。

最後にめちゃ良いこと言ったわ。そんじゃー!

 

▼なにをするにも最低限の体力は必要。

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▼時間と場所以外にも縛られたくないモノがあります。

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▼お金の代わりになるものが自分の中にあるって話。

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