週刊ダイヤモンド編集部
2016年6月3日
今のところ考えていません。0か100かというビジネスなので、当たればいくらでもマネタイズ(収益化)できる自信はあるんですが、流行らなかったら何をどうあがこうが仕方がない。
――競合企業が参入してくることは予想していますか。
それはもう、ゼロから新しい事業をつくってきた立場なので、真似される可能性というのは警戒しています。
でも、そう簡単にはできない。
番組を制作するのも相当大変ですけど、テレビ局で反対をする人が相当数社内にいて、社内を説得できるテレビ局が他にあるだろうかという感じです(笑)。
そういう意味では、テレビ朝日と手を組めたのは奇跡的です。
――前例のないビジネスモデルをつくることは勇気が必要ですか。
僕の言うことだから、みんな仕方なく言うことを聞いているんですよ(笑)。今は事業のかたちができたから、「やるぞ」という感じですけど、その前はずっと半信半疑みたいなところがあった。構想自体は自分の頭のなかにしかなかったから。
でも、「社長が言うんだから、反対するな」と(笑)。
――反対派を押し切ったんですね。
そうですね。今までの実績もあるし、何とかなるだろうと。周りもイエスマンで固めました(笑)。
――周りをイエスマンで固めるというと、ネガティブなイメージもありますが。
僕はイエスマンをそろえるタイプじゃ全然ないんですよ。でも、かつて新事業を立ち上げたときの経験から、そういうときは言ったことにちゃんと応えてくれるメンツで固めないといけないことに気づいたんです。
まったく新しいことを、しかも会社のいろんな人が反対しそうなことを僕がやる。総合的にいろんなもののつじつまを合わせているのに、言ったことを素直に聞かない人間がいて途中で反対されると、成功の難易度を上げてしまう。いちいち中の人間の説得に時間をかけている場合じゃないんです。
(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)
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