こんばんは!世之介です!
ぼくにはひとつのちっちゃな夢がありました。
それは
「本をつくる」
という夢です。
【冊子・本の作り方】「自分で本を作りたい」というちっちゃな夢
「本をつくる」という夢を持ったのは、小説を読み始めたハタチぐらいの時。
「自分で本を作る」とはいっても「小説家になって出版社から本をだす」ということではありません。そんなの無理。
でも、自分でなら作れる。
いつか自分でなにかを書いて、自分で製本して、読んでもらいたい誰かに読んでもらえればいいな、なんて思ってました。
じっさいに冊子を作るきっかけになったのは友達の一言
とはいったものの、頭で思ってるだけで行動には移さない。(やらない人のパターン)
そんな時、ふとしたきっかけである友達にいったんですね。「こんなのいつか作っていたい」って。
その人はとにかくバイタリティにあふれていて、やりたいと思ったことは思いで留まらず、じっさいにやっちゃうような人。(電車貸し切って友達集めて談笑会するとか)
で、ぼくの話にも、やっぱり「いいじゃん!やろう!」と言ってくれました。
こういう友達、ホントありがたい。
ってなわけで、頭で考えてたことそこからがじっさいに実現に向かって動いていったんですね。
じっさいにどんな本のような冊子を作ったか
ぼくが作ってみたいと思っていたのはTOKYO GRAFFITiという雑誌のようなものです。
引用:http://www.fujisan.co.jp/product/1281683982/b/348749/
この本、知らない人が多いんじゃないかな?あまり本屋には置いてないんですよね。イオンとかによく入ってる雑貨屋・ビレッチバンガードに行けば必ず置いてます。
この雑誌のコンセプトは「日常のリアルが詰まったアルバム」
この雑誌に登場する人の多くは著名人ではなくなんと一般人。しかもなにを成し遂げたでもなく、アパートの隣に住んでそうな大学生だったり、コンビニに買い物に行く途中にすれ違いそうな感じのおじさんだったり。
そういう、ほんとうに身近な人たちの声を集めた雑誌です。だからこそ、すごくリアルに感じる。
そういう人たちの「生きる上で大切にしてること」や「将来の夢」、「幸せを感じる瞬間」について書かれたコーナーとかは本当に好きでした。
「この感じわかるなぁ」とか「こういう考えもあるんだな」って思うたび、1人の人間に出会えたような感覚を何度も感じわえた。
で、こういう冊子を作ってみたかったんですね。「1人の人間に出会えたような感覚」を。
ということでどのようにして作っていったか、紹介していきます。
ぼくなりの本・冊子の作り方
【ぼくなりの本・冊子の作り方】まず書いてくれる人を集める
「1人の人間に出会えたような感覚」を味わってもらえる冊子。そのためにはまず人を集めないといけません。ぼく一人ならブログで十分だからね。
まず、フェイスブックで「こんなものをつくりたい!」という内容を投稿しました。
そして「イイネ」してくれた人やコメントしてくれた人に「一緒にやってみませんか?」と声をかけました。それだけじゃ足りないので書くのが好きそうな人にも声をかけたり。
あわせて10人ほどの人数があつまりました。
【ぼくなりの本・冊子の作り方】次にホームページをつくる
つづいては連絡手段。ひとりひとりに細かく「こんなふうに書いてほしい!」と連絡するのはめんどくさいのでホームページをつくりました。
じっさいにつくったのがこちら↓
piriodkk.hatenablog.com
最初のほうはちょくちょく更新してましたが、細かい書き方の紹介が終わった後はまったく更新しなくなりました。
ちなみにどんなことを書いたかというと
- 手書きの横書きでお願いします(手作り感のあるものをつくりたかった)
- ホッチキスで閉じるので左右少し間隔をあけてください
- B5の用紙で1人1~2枚でお願いします
といった感じ。
うん。いま思えばラインでグループ設定して連絡すれば良かった!!!
ということもしおなじく「みんなでなにかをつくってみたい!」という方にはラインがオススメ。というか誰でもそうするか。
【ぼくなりの本・冊子の作り方】そしてテーマを決める
10人ほどで好き勝手になにかを書いても統一性がないのであるテーマにそって書きました。それは
「生きててよかった瞬間」
「幸せだと感じる瞬間」
こういうの話って普段あまりしないですよね。(ぼくは大好きですが笑)
【冊子・本の作り方】郵送してもらう
テーマを伝えたらじっさいに書いてもらい郵送してもらいます(ここは協力者負担
じっさに届いた時は本当に嬉しかった。
表紙は絵の得意な人にお願いして書いてもらいました。
ちなみに「この画像をモチーフにしてほしい」と頼みました。
うん、すごい。めっちゃ完成度高い。
【冊子・本の作り方】コピーしてホッチキスで閉じる
これが本当に大変でした。
ページの順番を決めて裏表にコピーしてくんだけど、安い紙じゃ裏写りしてしまうんですよね。
なので文房具屋さんでまあまあいいものを買いました。
ひたすらコピー!
途中でインクがなくなったので電気屋さん行って購入。インクってもっと安いもんかと思ってた。
なんでほぼ黒しか使ってないのに違う色がなくなるの!?と驚き。
詰みあがっていく原稿。
余談ですが、ある人に「今の時代、紙でつくる必要なんじゃない?」と言われたんですね。
確かにそうなんですよ。コストはかからないしそっちの方が絶対楽だし。
でも、やっぱ形に残したかったんですよね。
なのでこういったものを作りました。
つぎは製本。ぼくの狭い部屋では作業が大変なので、彼女のアパートを借りて行いました。
ずらー!!!
なんか気持ちいい笑
40冊分の冊子をせっせと1冊ずつまとめていきます。
まとめ終わったらホッチキスでとめる!
できあがった冊子がこちら!
【冊子・本の作り方】「自分で本を作りたい」というちっちゃな夢が叶った!
そして出来上がった冊子。
今日、背中を押してくれたその友達主催したイベントで約40人ほどに配りました。
ついに人の手に渡ったのか・・・なんか感動。
すごく嬉しい。わが子が自分の手から離れていく気分。
ということで作り方を簡単にまとめます。
- 書く人を集める
- 連絡手段(ラインが良し)を考える
- テーマを決める
- 原稿を郵送してもらう(手書きでなければこの工程は必要なし)
- ホッチキスで閉じる
以上、こんな感じです。
大変だけどホントやってよかった!ちっちゃな夢が叶いました。
もし興味のある方がいれば送りますのでツイッターかメールアドレスまでご連絡ください!(もちろんお金をいただきません!)
potatosalad_0308@yahoo.co.jp
以上!世之介でした!
では!