防災相「り災証明書の発行は今月中に」

防災相「り災証明書の発行は今月中に」
河野防災担当大臣は熊本県を訪れ、一連の地震で倒壊した住宅や避難所などを視察し、被災者の仮設住宅への入居を迅速に進めるため、今月中にり災証明書の発行を終わらせたいという考えを示しました。
河野防災担当大臣は5日、熊本県を訪れ、益城町の住宅が倒壊した現場や各地の避難所を視察したほか、熊本県の蒲島知事をはじめ被災した自治体の関係者と意見を交わしました。
このあと河野大臣は記者団に対し「すでにいろいろな自治体から応援の職員が入っている。十分な人数を投入し、り災証明をなんとか5月中に全部出し終わって、住まい、仮設住宅がきちんと供給されるように国としては最大限スピードアップしていきたい」と述べ、被災者の仮設住宅への入居を迅速に進めるため、今月中にり災証明書の発行を終わらせたいという考えを示しました。
また、「気温も高くなってくるので、高齢者をはじめ体調が心配になる時期でもある。行政が費用負担をしてホテルや旅館への2次避難をできるようにしているので、体調が悪くなる前にぜひ利用してほしい」と述べました。