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26歳ひとり部長のひとりごと

社会人1年目で社内起業を始めたひとり部長がその経験を語ります。Mac関連もつぶやきます。映画のレビューはサブブログに移行しました

hitoribucho-movie.hatenadiary.jp

東京の人混みが生理的に無理な理由を考えてみる【サザエさん病の原因】

番外編

挨拶

どうも、ひとり部長です。

 
昨日、なかなか眠れませんでした。理由は、会社に出掛けたくない。なぜか、よく考えたんだけど、理由が見当たらない。仕事で特に悩んでるということもないし、はやく仕事がしたい。次の日からやりたいことが沢山あるので、はやく会社に行きたい。人間関係で、ということも思い当たらない。

会社に行きたくない理由

では、月曜日に会社に行きたくない理由はなんだろうと考えた時にピンと来たのは、電車通勤だった。会社まで電車で45分。この時間の良し悪しがが1日の体調にもんのすごい影響を与える。
生まれ
僕は三重県東員町という、名古屋のベッドタウンのさらに隣の町に生まれ、育った。家の裏には森があり、秘密基地なんかを作ったり、コオロギをカマキリに食べさせたりして遊んでいた。(この秘密基地、平成生まれの仲間からはほとんど聞かれないので、また別のエントリーで。)
中高
中学・高校では名古屋のもっと向こうの学校へ通った。片道2時間くらいを、6年間。遠くても、それなりに幸せでした。それは、適度に人との距離を保ちながら、適度に座りながら通学することができたからです。
大学は京都へ。狭い町なので、全て自転車か原付で事足りました。
それが、東京へ来て、全て不可能になった。
朝からギュウギュウ詰めの満員電車に乗り、歩いては人ごみに巻き込まれ、原付で環八なんか走れば死ぬし、自転車は坂道が多くて辛い。自動車を買うお金はまだないし、何回か釣りでレンタカー乗ったけど渋滞は日常茶飯事で、休日にはどこもいけやしない。
 

不可抗力

なんとか、人混みを避けようと工夫はしている。
早朝の普通電車
朝6時に起床して、6:30の普通電車に乗れば多少空いているのでこれはある程度解決できた。
これくらいの混み具合が自分ではベストだ。
 
 
 
 
しかしちょっとでも人身事故や点検が入ってしまうと大幅に遅れ駅のホームは人でごった返してしまう。そしてそれは自分の力では何ともできない不可抗力である。
人通りの少ない道
歩いて人の少ない道を選んでも必ず目の前に人が現れ後から人がついてくる。不可抗力である。神経症なのかもしれないが上から早足で人が来るのはハラハラしてしまう。僕だって目の前の人についていくつもりはないのに、前の人は僕を気にして歩いていたりする。不可抗力である。
休日の駅前
休日に出掛ければ楽しそうなところには人がいっぱいいて坂道の上からそれを見るとゲンナリしてしまう。不可抗力である。カフェでくつろごうにも、どこもかしこも人はいっぱい、お昼ご飯にはありつけない。不可抗力である。したがって、次第に休日には家から1歩も出なくなり、最近は映画鑑賞のブログも捗るようになってきた。
釣り場
釣りはいい。釣り場には人がごった返すことはないし、密かなポイントを見つければ、一人きりで釣りを楽しむこともできる。ただし釣り場へ行くには電車を乗り継ぐ必要があり、自転車で通っても1時間かかる。すると車になるわけだけど、レンタカー代も馬鹿にならないし渋滞もアホみたいにやってくるその日坊主だったらほんとにゲンナリしてしまう。じゃぁ海辺に住めばいいかということになるんだけど、そこまで眺めとか水が綺麗なほど、東京の環境は良くない。
 

パーソナル・スペース

allabout.co.jp

パーソナルスペースというものをご存知でしょうか。人に近づかれると不快に感じる距離のことです。

パーソナルスペース - Wikipedia

パーソナルスペース(英:personal-space)とは、他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリアとも呼ばれる。一般に女性よりも男性の方がこの空間は広いとされているが、社会文化や民族、個人の性格やその相手によっても差がある。

一般に、親密な相手ほどパーソナルスペースは狭く(ある程度近付いても不快さを感じない)、逆に敵視している相手に対しては広い。相手によっては(ストーカー等)距離に関わらず視認できるだけで不快に感じるケースもある。

僕が、不快に感じる距離とほぼ一緒で、45cm以下の距離に赤の他人が近づくと、イライラするし、落ち着かなくなる。通勤電車ではこれが当たり前になり、休日の駅前やモール、商店街も同じ状態になる。

僕たちは、近しい人にしか許さない距離を毎朝、毎日と許しているのである。そりゃ消耗しますわ。

 

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先ほど挙げた適度な電車の中の写真は、これがギリギリ他も耐えれている状態である。隣の人とはくっついてはいるけれど、向かいの人は座席まで居ないので、多少落ち着く。

 

これまでの人生は逆にどうあがいても45cm以下に他人が寄ってくるような世界ではなかった。

このソーシャルスペースをいかに保つかが、東京での暮らしには重要になってくる。釣り場は基本的に2mほど離れて竿を振るのがマナーなので、これが全く起こらない。

 

最後に

カフェで一人ゆっくりと休日を過ごせる場所をはやく見つけないと、どうにかなってしまうかもしれない。

とはいえ、今仕事はめちゃくちゃ楽しいので、まだしばらく我慢できそう。職場の近くに引っ越すのが一番手っ取り早いかもしれない。

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