謝罪しなくてもよいと米国に伝えていた岸田外相の人間失格

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 きょう4月24日の各紙が小さく報じた。

 岸田文雄外相がきのう23日に北海道岩見沢市内で講演し、米国側に原爆投下の謝罪を求めない考えを事前に伝えてたことを明らかにしたという。

 こんな発言をしていたとは驚きだ。

 これはオバマ大統領の広島訪問を実現するために、日本側から率先して謝罪をしなくてもいい、だから来てくれ、とお願いしたということだ。

 こんな発言をするようでは岸田外相は外務大臣失格だ。

 それ以前に、日本の政治家失格だ。

 わざわざ謝罪を求めてオバマ大統領の広島訪問を潰すような事はしなくていい。

 しかし謝罪するかどうかはオバマ大統領の判断に任せるべきだったのだ。

 これまでさんざん報道されて来たではないか。

 謝罪するかしないかは、米国内の内政上の大問題だと。

 だからこそ最終的にはオバマ大統領自身が決断すると。

 日本としては謝罪をしてもらいたいが、オバマ大統領の決断に期待するしかない、というのがギリギリの外交だ。

 ところが岸田外相と外務省は、何としてでもオバマ大統領の広島訪問を実現したい。

 安倍外交の歴史的功績のためだ。

 そして、その論功行賞のために安倍首相の後継者になりたい為だ。

 原爆投下を受けた日本国民や広島、長崎市民の気持ちは二の次だ。

 こんな事を米国に事前に伝えるようでは外相失格だ。

 それ以前に政治家失格だ。

 もっと驚いたのは、それを講演会でペラペラしゃべった事だ。

 オバマ大統領の広島訪問実現が確実になったいま、それを実現させたのは自分だと自慢したかったのだろうか。

 そうであるならオメデタ過ぎる。

 人間失格だ(了)

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