タイトルが「はいふり」から「ハイスクール・フリート」に変わってしまうという衝撃から早1週間。残念ながら2話先行視聴は落ちてしまったので、おとなしく自宅での視聴となってしまいました。
タイトルの変更だけでなく、1話からいきなり戦艦同士の戦闘が起こったり、航洋艦「晴風」にいきなりの危機が訪れるなどという怒涛の展開でした。さて、2話はどのような展開となるのか。そして録画予約をしている方はタイトル変更が起こったことでちゃんと録画が出来ているのか、色々気になる話でした。
※記事内容にネタバレを含みます
前回のあらすじ
横須賀女子海洋学校へ入学をした明乃は、入学直後から行われる海洋実習で航洋艦「晴風」の艦長になる。
最初の海洋実習で早速目的地に遅刻。遅れて向かったその先にいた「猿島」から攻撃を受ける。猿島からの実弾攻撃に対抗するため、晴風は猿島からの攻撃をかいくぐり、演習用魚雷を猿島に当て、辛くも戦線から離脱する。
戦線から離脱しほっとした船員に「晴風が反乱を起こした」との無線が入り・・・・・・。
2話感想の流れ
ましろの不運と明乃の強運
早速ましろの回想シーン。ここで「ましろが不運であること」がよくわかるエピソード、宗谷家が代々ブルーマーメイドを輩出しているという話が出てきました。また、ましろには姉が2人いるそうなのですが、これは今後出てくるのでしょうかね。
ましろの回想が終わったところで、ましろが「不運で問題を1つずつずらして回答してしまった」という不運と、「奇跡的に入れた」という強運を持つ明乃というふたりの数奇な関係性が見えてきました。まぁ艦長は強運のほうがうまくいきますから。
船内の状況
反乱扱いとなっている晴風。そのため通信機器およびビーコンは全て切っての巡航。そのため、スマホやタブレットを用いた通信は行えなさそうでした。
というか、スマホやタブレットが船上で使えるという設定のようなので、海上でも無線以外の通信方式があるようですね。現代の戦艦ではそもそも携帯電話の持込がダメだったような気がするのですが、どうなんでしょう。
晩御飯のシーンはやっぱりカレー。海軍と言えばカレーですよね。*1私も横須賀に海軍カレーを食べに行ったことがあるのですが、各艦のカレーはそれぞれ拘りがあってとてもよいものでした。
カレーが出てきて喜ぶ船員一同だったのですが、ドイツ留学艦の「アドミラルシュペー」が現れ、晴風に対して発砲を行ってきます。あっ、この流れ1話と同じやつや・・・・・・。
アドミラルシュペーとの戦闘
アドミラルシュペーとの戦闘が開始します。なおアドミラルシュペーの元となった戦艦は「アドミラル・グラーフ・シュペー」という実在する装甲艦ですかね。はいふり公式の写真(画像左)と実在艦(画像右)の写真を比較しましたけど、割と近いデザイン。
戦闘シーンでも「28cm砲を1秒間に2.5発撃つ」、「15cm副砲」や「最大速力は28.5ノット」と言っていたので、間違いなく元デザインはこれで間違いなさそうです。
戦闘力が段違いなアドミラルシュペーとの戦闘に入る晴風。晴風が唯一優れているであろう速度と敏捷さを生かした戦い方を選択することに。
ここで出てきたのが「ぐるぐる」という言葉。あれ、ガルパンの作成のような感じに近いぞと思った視聴者も多くないはず。作戦が開始したとき後のBGMもガルパンの行進のものに似てますよね。少なくとも私はそう思っちゃいました。
ぐるぐる作戦*2は晴風から黒煙が出ている状況で、面舵、取舵を交互に切ることで相手への目くらましをし、相手との距離を30ノットまで詰めてスクリューを実弾で撃ち抜くというもの。反乱と思われるより、船員の中に怪我人が出ることを嫌った明乃が選択したものです。
一方でシュペーから小型艇が飛び出してきましたが、なぜかシュペーに撃ち落されてしまいます。どういうことだってばよ・・・・・・。
ここで明乃が「海の仲間は家族だから」と1話と同じことを言って小型艇に乗っていた少女を助けに行き、無事救援も成功。その間にぐるぐる作戦も成功した様子。今のところ大きな被害は出ていなさそうですね。なお、エンジン周りの被害は甚大だったのですが、何とかなったそうですね。よかったよかった。
日常シーンに戻るものの・・・・・・
戦域から無事離脱し、船員はお風呂にカレーとようやく休息に入れるかなと思っていた矢先、武蔵から緊急の通信が入ります。非常事態により救援を求めているとのこと。あっ、この通信1話と一緒やん(先ほどぶり2回目)
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感想まとめ + 気になったこと
フロート都市と昔の都市
1話を見て、フロート都市になっている日本を見てどういうことだろうと思っていたのですが、ましろ回想シーンで日本がフロート都市になった所以が日露戦争後のメタンハイドレート採掘による地盤沈下が原因ということが話題に出てきました。*3そういえばはいふりのOPの1カットに「海に沈んだ都市」が出てきますね。恐らく地盤沈下が起こる前の日本だと思われますが、このカットがこの後の話の肝となるかが気になるところです。
武蔵も同様の状況なのか
晴風と同様に武蔵も1話時点で目的地に「到着していない」と言われていました。そのため晴風と同様に武蔵も他の戦艦から発砲を受けており、そのため2話の最後に晴風に緊急の救援の依頼が非常通信回線から届いたのでしょうか。
この辺りは3話の展開ですぐわかると思いますが、あくまで推察のひとつとして記述しました。
BGMについて
これは個人的な感想となってしまいますが、戦闘シーンとBGMがうまくマッチしていなかったのかな、と感じました。日常シーンでほのぼのとしたBGMである分には問題ないのですが、戦闘シーン(の反撃を仕掛けるシーン)に違和感があったなぁと受けました。
さいごに
私の周りだけかもしれませんが、この2話の評判があまりよろしくない様子。理由としてはやはりストーリーが今のところ不明瞭なところでしょうか。オリジナルアニメに1~2話で爆発的な面白さを求めてはいけない気がしますが。
戦艦同士の戦闘シーンは個人的に好きですし、知恵を絞って相手艦に立ち向かう点はガルパンに通ずると思っています。ただ、アニメの本節が伴ってこその良アニメだと思うので、個人的に勝負だと思っている3話、4話がどうなるか、気になるところですね。