先日Twitterでこんなことをつぶやきました。
フォニックスの本をだいたい2ページを1日分として振り分けると50日で一周できる。今は2日に1回のペースでやってるみたいだから、夏休み入ったあたりで一周目が終わりそう。夏休みで二周目がすすむと考えると、中学にはいるまでに三周できそうだなと。なかなか良い感じの計画ですこと。
— とんはは (@gambarutonhaha) 2016年4月9日
ここでいっている「フォニックスの本」というのはこれです。
春休みから始めようと思って用意していたのですが、あまりにも忙しくてほとんど手をつけられず…。前回の記事で紹介した「子ども手帳」を始めたおかげで、ようやくルーティーンに加えることができました。
この記事にも書いているとおり、現在は「書いて覚える楽しいフォニックス」と「まいにちのキッズ英会話31日間プログラム―1日3分 ! 3才~小学生向け」を1日ずつ交互に取り組んでいます。英語力をつけたいというよりは英語に親しんでおこうという気持ちでやっているものなので、難易度もかなり低めで遊びの要素が多い教材(特に英会話のほう)を選びました。
これらの教材を使うことになったのは、1年ほど受講していた「チャレンジイングリッシュ」を辞めたのがきっかけ。
それから、英語について。実はチャレンジ退会後もチャレンジイングリッシュだけは継続して受講していたのですが、すこし前にこちらも退会しました。あまり効果的な学習ができていないのに毎月3000円は高いなと思っていたタイミングで猫がマイクを壊しちゃって(笑)このあたりが潮時かなと。それでも英語の勉強は続けたいというので、今度は自分のペースでやれるものを選ぼうと思っています。
【2016年春】家庭学習用教材まとめ - がんばる小学生
英語教室に通うと考えると毎月3000円という受講料はとても安いんですけどね…。うちの場合はチャレンジイングリッシュ最大のメリットともいえるオンライン会話レッスンが苦手な性格だった、というのが最大の敗因でした。
せっかく1年近く受講したので、よかったところ・合わなかったところを含めてチャレンジイングリッシュの感想をまとめてみたいと思います。
よかったところ
チャレンジイングリッシュのいいところは…と考えて思い浮かんだのがこの3つ。
- 低価格
- 豊富なレッスンメニュー
- 自宅にいながらレッスンを受けられる
低価格
なんといってもこれが最大のメリットなんじゃないかなと思います。特にすでにチャレンジ会員の方、チャレンジイングリッシュと一緒に小学講座なども受講しようと思っている方は、かなりお得感がある料金設定なのではないでしょうか。
会員特別価格
毎月払い | 12ヶ月一括払い |
---|---|
2,100円(税込) | 24,480円(税込)※月額換算2,040円(税込) |
一般価格
毎月払い | 12ヶ月一括払い |
---|---|
3,300円(税込) | 38,880円(税込)※月額換算3,240円(税込) |
1ヶ月2040円で総合的な英語学習ができるなんて!一般的な英会話教室だと月謝は10000円弱(だいたい8000円くらい)のところが多いので、そう考えるとかなり安いです。
豊富なレッスンメニュー
チャレンジイングリッシュの教材は、大きく分けるとデジタルレッスン、オンライン会話レッスン、紙のテキストの3つ。
デジタルレッスンはチャレンジ専用のチャレンジパッドやパソコン(Win/Mac)、タブレットで取り組むもの。オンライン会話レッスンは、外国の先生と月に1回(追加レッスンも可能)15分のレッスン。そして年に2回送付される紙のテキストでは主に書く力を伸ばします。
特筆すべきなのはデジタルレッスンのメニューの豊富さ。聞く・話す・読む・書く・フォニックス・アルファベット・単語・文法という8つのメニューそれぞれにアメリカーンなキャラクターが設定されていて、フィニアスとファーブ系のアニメが好きな子はどストライクな教材なんじゃないかなと思いました。
自宅にいながらレッスンを受けられる
外部の教室に通うとなると行き帰りにかかる時間、送迎の手間など、親であるわたしにもかなり負担が大きくなります。その点、自宅にいながらレッスンを受けられるのは大きなメリットだなと思います。都合のいい時間に取り組み、オンライン会話レッスンも自分の都合と空き状況によって時間を決めることができますしね。
合わなかったところ
合わなかったところ…といっても、これはかなり個人差があるものなので、あくまでも我が家の場合はということで受け止めていただければと思います。思い浮かんだのは以下の3つ。
- オンライン会話レッスンが苦手だった
- なんとなくふわっとしてる
- やってもやらなくても月額料金がかかる
オンライン会話レッスンが苦手だった
うちの子供たちの場合、相手が日本人であっても「知らない人といきなり会話をするのが苦手」です。外国の先生で、しかもよくわからない英語のレッスンを受けるとなると、受けるまでの心理的負担が大きかったみたい。どんだけシャイなんだ!と思いますが、根底には「もうちょっと英語がしゃべれるようになってから挑戦したい」という気持ちもあったようです。その気持ちもわからなくはないんですよね。無理して受けても仕方ないので、後半はほとんど利用しませんでした。
なんとなくふわっとしてる
チャレンジタブレットのときも同じようなことを書いた気がしますが、タブレット学習って流れていく感じが強いんですよ。見ている親の方もそうだし、おそらく子供の方もそういう感覚があるんじゃないかなと思います。たとえば、紙媒体のものであれば、やったらやった分だけ残ります。間違いもそのまま。でもタブレットやパソコンを使った学習は結果や過程は残っても、「やった感・できなかった感」はあんまり残らないんです。繰り返し繰り返し取り組めば、そんなことは気にならないのかもしれないし、長く続けていれば知らず知らずのうちに力がつくんだろうと思います。うちの場合は、繰り返し取り組むだけの時間をとれなかったのもあって、「できてるんだかできてないんだかよくわからないふわっとした感じ」がずっと漂っていました。
やってもやらなくても月額料金がかかる
教材自体はとてもよくできていると思うのですが、当然ながらやってもやらなくても月額料金がかかります。意欲的に取り組んでいるお子さんなら安く感じる(というか安い)料金でも、そうじゃない場合は逆に高く感じるもの。うちのようにふわっと取り組んでいる場合はお金がもったいないと感じました。
まとめ
チャレンジイングリッシュは、子供たちが楽しく取り組めるいい教材です。ただ、どんなにいい教材でも、使う目的や使い方によってはそのよさを生かしきれないこともある。
「楽しそうだし、安いし、いろいろメニューがあるからこれさえやっておけばなんとかなるだろう」という安易な考えで始めたチャレンジイングリッシュ。目的がはっきりしないままなんとなく受講している現状を打開しようと、英検受験を目標にする話もありましたが、そこまでヤル気があるわけでもなく断念…(笑)残念ながら我が家では生かしきれないままとなってしまいました。
英語にかぎらずどんな教材を選ぶときにも言えることですが、まず大事なのは「どうなりたいのか」「何を習得したいのか」目的をはっきりさせること。目的がはっきりしたら、それに合う教材を探す。その中でお子さんが「やってみたい」と思えるもの、お子さんの性格やレベルに合うものを選ぶ。そして何度も何度も繰り返す。派手さはないけれど、それが目的を果たす一番の近道なんだろうなと改めて思いました。
おしまい。
▽ 過去記事