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利用者1000万人到達 想定上回る

乗客とともにくす玉を割るJR西日本の野中雅志・金沢支社長(右端)ら=JR富山駅で2016年4月13日午前8時35分、大東祐紀撮影

 昨年3月に長野−金沢間が延伸開業した北陸新幹線は13日、利用者数が1000万人に到達した。JR西日本によると、利用者は想定を上回り、開業前の在来線特急と比べ約3倍で推移している。

     開業397日目で達成した。関東と北陸間の乗客が多いとみられる新潟県の上越妙高−糸魚川(いといがわ)間の利用者数を集計している。JR西は在来線特急の約2.2倍の利用者を見込んでいた。1日当たりの乗客数は約2万5000人。

     13日午前には、1000万人を達成した東京発金沢行き「かがやき501号」の到着に合わせて、富山駅と金沢駅で式典があり、乗客に記念品が贈られた。富山駅ではJR西の野中雅志・金沢支社長らが乗客4人とくす玉を割って祝った。野中支社長は「ずいぶん早く達成できた。今後も安定安全運行に努め、北陸ブランドの定着に向けて頑張りたい」と語った。

     沿線の名所への観光客数は大幅に伸び、国特別名勝・兼六園(金沢市)の昨年度の来園者数は309万人で、前年度の1.5倍となっている。【中津川甫、大東祐紀】

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