Zenfone5からZenfone Maxへ切替
2014年の12月からSIMフリースマホに切替して1年半が経とうとしています。ASUSはもともと好きだったメーカーなのでZenfone5は買って正解でした。iPhoneからの切替だったのでiCloudで自動同期ができなくなってしまいましたが、それ以外は特に不自由なく使用できてる。
ただ、スマホの電池切れを毎日心配しながら使うのは嫌だなぁと思ってた。特に旅行とか出先で使ってるとその場で調べたいことも沢山あるし、Googlemapとか電車の時刻表とか調べてるといつの間にか充電が無くなってて。カメラもけっこう電池消費が激しい。
僕が普段どんなふうにスマホを使っているかをまとめるとこんな感じ。
- ネットサーフィン
- ニュースの確認
- LINE, Twitterなど
- 週末の競馬予想、レース動画見る
- Kindleで本読む
- たまにメモとか
- ゲームあんまりしない
- カメラはそこそこ使う
- 旅行したときはGoogleマップ、電車確認とかフル活用
モバイルバッテリーを使ってたこともあるけど、意外と重いし手軽には持ち運べないってのが悩みだった。普段であれば夕方あたりで40%以下、旅行中は午後にはモバイルバッテリーで充電必須。
SIMフリーで僕が求めるのは高スペックじゃなくて、ある程度のスペックとバッテリー容量。そんな僕の要望を満たせそうな機種が2016/3月に風のように現れた。
▶︎ASUSTek ZenFone Max (SIMフリー/Android5.0.2 /5.5inch /デュアルmicroSIM /LTE)(2GB/16GB) (ホワイト)
大容量バッテリーで5000mAh!?比較は後ほどしてみるが、少なくともZenfone5の2倍のバッテリー容量は備えている。これでどうやら現状の不満は満たせそうな予感。あとは基本的な操作感と見た目と手触りを詳しく試していくことにした。
Zenfone Maxのスペックとか見た目とか
なにはともあれどれくらいの実力があるのかは気になるところ。僕個人が気になる点とちょっとデメリットとして気になる点を見ていきましょう。
Zenfone Maxのスペック
基本仕様 | |||
---|---|---|---|
キャリア | SIMフリー(キャリア契約なし) | 販売時期 | 2016年春モデル |
OS種類*1 | Android 5.0 | 最大待受時間 | 3G:約914.4時間 LTE:約683.6時間 |
内蔵メモリ |
ROM 16GB RAM 2GB | CPUコア数 | クアッドコア |
文字入力 | タッチパネル | 外部メモリタイプ | microSDXCメモリーカード |
バッテリー容量 | 5000 mAh | ||
画面性能 | |||
タッチパネル | ○ | 画面サイズ | 5.5 インチ |
画面解像度 | 1280x720 | パネル種類 | IPS液晶 |
3D対応 | |||
ネットワーク | |||
データ通信サービス | 下り最大データ通信速度 | LTE:150Mbps | |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | 赤外線通信機能 | |
テザリング対応 |
○ | NFC対応 |
|
LTE対応 | ○ | 無線LAN規格 | 802.11 b/g/n |
カメラ | |||
メインカメラ画素数 | 1300 万画素 | 撮影用フラッシュ | ○ |
手ブレ補正 | ○ | サブカメラ | ○ |
その他機能 | |||
防水機能 | HDMI端子 | ||
4K撮影対応 |
ワンセグ | ||
フルセグ | MHL対応 |
||
おサイフケータイ | GPS機能 | ○ | |
海外使用 | 認証機能 | ||
ハイレゾ | テレビ電話 | ||
センサー | 加速度センサ/磁気センサ/電子コンパス/光センサ/近接センサ | ||
SIMカード | |||
デュアルSIM |
○ | SIM情報 | SIMフリー (micro-SIM) |
コンテンツ保護 | |||
SeeQVault対応 | |||
サイズ・重量 | |||
幅x高さx厚み | 77.5x156x10.55 mm | 重量 | 202 g |
カラー | |||
カラー | ブラック ホワイト |
参照:価格.comサイト
そのほか基本スペックや特徴などについては公式サイトやまとめサイトを参考にするのが一番いい。
▶︎ZenFone Max (ZC550KL) | スマートフォン | ASUS 日本
▶︎大容量5000mAhバッテリー搭載!ZenFone Max スペックまとめ
僕がこのZenfone Maxで気になる特徴としてはこんな感じ。
いいと思う点
- 連続待受時間は38日間(LTEで28日間)
- アウトカメラ1300万画素、インカメラ500万画素
ちょっと気になる点
- 画面5.5インチ
- 重量202g
僕個人が特に気になるバッテリー容量と画面サイズを比較表にしてみた。項目は単純にバッテリー容量、画面サイズを比べてみた。参考として「価格.com」のスマホランキング(2016年4月現在)の中からいくつか抜き出してみた。
単純に数字だけで見るとiPhone6sの約3台分の電池容量を積んでいるのがZenfone Maxになる。簡単な図にするとこんな感じ?
こんだけあれば1日じゃまず使い切れねーよな。その分、画面サイズが5.5インチで大きくなっているけど「kindleで本も読みたい」という目的もあるので問題ないんじゃないか。もちろん、iPhoneには独自の機能が沢山あるし他の機種もそれぞれに特徴は持っているだろう。その中でも、自分が求める機能としてバッテリー容量から見ればベストな選択だと思う。
Zenfone Maxの実際の見た目、使用感
なにはともあれどのくらいのサイズ感なのか実際に持ってみる。
やっぱり5.5インチってのは大きい。前回持ってた5インチのZenfone5でも結構大きい印象だったけど、0.5インチでかなり違ってくる。片手じゃまず操作はできなさそう。ただ画面が大きいぶん操作はかなりしやすい。文字も読みやすいしいい感じじゃないか。
ワイシャツのポケットに入れてみた。やっぱり大きい。顔が飛び出してますよZenfone Maxさん。落とさないように注意しないとなぁ。ちなみにズボンのポケットにはしっかりと入る。
kindleアプリを起動してみた。本の文字はやはり読みやすい。隣にヤマダ電気のポイントカードを大きさ比較目安で並べてみた。ポイントカードはクレジットカードとか一般的なカードのサイズなので目安にしてみてほしい。kindle端末を持っていたけど、これならもうZenfone Max1台で事足りてしまいそう。
見た目と感覚的にはある程度想定していたイメージのままだった。iPhone6plusを持っている人であればほぼ同じサイズなのですんなり受け入れられると思う。なにより、裏フタのザラザラとしたデザインとか全体的にはかなり洗練された印象を受けた。
気になるバッテリー消費だが、休日に1日使い倒しても夕方で70%とかだった。(他の端末のモバイルバッテリーとかにも使えそうw)
もう1日24時間なら電池切れのこと考えなくてよさそう。
AppleのMacユーザーでありながらAndroidを持つ不安
数年前まではiPhoneユーザーでこれ以上の機種はないと思っていた。自分の持っているPCはMac Book Airだし、PCやスマホを選ぶときには同じメーカーでそろえていった方が絶対にいいに決まってる。同期とかデータ保存とかのストレス量が全然違ってくる。そんな僕がスマホをAndroidにしてしまう不安をかき消してくれた2つの理由がある。
1.SIMフリー端末の充実と高性能化
ある程度スマホ市場も活況に入っていて、ついに日本でもかつてのガラケーよりスマホ利用者の人口が上回ってきている。
ガラケーが日本特有なだけに、国内だけに目を向けるのは避けたいけどそれだけ世界中でスマホが溢れてきている。そうなってくると、ある程度の高性能を保ちつつ非常に安価にスマホを手にいられるような流れになってきている。
ASUSはその中でも最も好きなメーカーの1つ。高スペックを保ちながら低価格を実現してくれるのでかなり嬉しい。
それから日本でもやっとキャリア3社の独占が崩れてきた。もちろん回線という意味ではこの3社に行き着くのであるけど、そこまで高速通信が必要ではないということがだんだんと浸透してきた。
無駄に速度を上げなくても3Mbpsくらい出てくれればある程度快適にネット閲覧が可能になるし、動画もサクサク動く。巷に溢れている100Mbpsなんてほんの一握りのユーザーに向けた宣伝文句に過ぎない。この低速域でもある程度の速度を保ちつつ使うことができる格安SIMも揃ってきている。
僕が使っているIIJMIOのSIMであればクーポンという一時的にキャリアと同等レベルの速度が出せる機能も付いているし、月々7GBでも3000円を切っている。ちなみに僕の使い方であれば3GBはほぼ超えないので月1000円以下で充分運用できる。
どのSIMを選ぶかは自分がどんな使い方をするのかによって選択できるし、そのための情報も今はかなり充実している。
▶︎格安SIMのメリットとデメリット: 格安SIMの比較サイト
▶︎【2016年版】格安SIM(格安データ通信SIM)主要10社の比較 - NAVER まとめ
本当に自分にとって必要な速度、通信量をしっかりと把握してそれに合わせたプランを安価に選べるようになった。
そうすると、必然的にスマホに対する考え方が変わってくる。これまではスペックの問題とか画面の解像度とかiPhoneが一人勝ち状態だったけど、わざわざiPhoneにすべてを求めなくても、それなりに満足のいく高性能のAndroid端末が揃ってきている。
携帯料金は固定費。できる限り安く抑えたい。その家計への優しさを保ちつつ、SIMフリーAndroid端末で求める通信速度を満たせるようになったというのが理由の一つだ。
2.iCloudは魅力だけどGoogleアカウントでも同じようなことができた
iCloudっていうのはかなり魅力的。パソコンのiTunesに繋ぐだけで、バックアップ、保存、なんでもできてしまう。他の人と写真を共有することもできるしこれほど楽なことはない。どんな種類のPCであってもiTunesアプリを落とし込んでしまえば完了する。
でも、結局そこに何を求めていくのかを突き詰めるとデータが定期的にバックアップ・保存できればいいってことに気づいた。それだったらGoogleのアカウントで常に自動的にバックアップしてくれてる。
今回のZenfone Max購入時にも、自分のGoogleアカウントにログインするだけで自動的にアプリや連絡先など同期された。かなり楽だった。
写真とかスマホ内に保存されたものはパソコンとかに一度落としてしまえばいい。慣れてしまえばそんなに苦痛じゃなくなる。アプリもあるので有効活用すればそれなりに快適にパソコンとの通信はできる
これで直接Androidスマホをつないでデータを保存・保管しておく。これに慣れてしまえばiPhoneにし続ける理由もなくなった、ということでAndroidに切替できた。
また気になる機種が出れば買い換えます
できる限り出かけるときの荷物を少なくしたい僕にとってモバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなったのが今回の一番のメリットだと思う。充電寿命切れを心配する毎日とはおさらばできそう!
SIMフリーのいいところは端末を自分で自由に選べるところ。キャリアだと機種にまで契約が縛られているけど、SIMフリー端末なら一旦購入してしまえば自分のものになる。ある程度綺麗に使っておいて換金すれば乗り換え時の機種代も抑えられる。
最近どんどんSIMフリーに切り替えている人たちが増えているようです。
azanaerunawano5to4.hatenablog.com
もっと日本のスマホ事情がキャリアのロック機種に縛られない本来の携帯電話のあるべき姿になっていくことを切に願う。
Zenfone Maxはまた数年くらい使っていくつもり。その中で自分の使い方とかスマホに対する価値観が変わるかもしれないし、求めるスペックとか性能が変わるかもしれない。そしたらまた自分の満足の行く機種に乗り換える。こんな感じで自由なスマホライフを送っていきたい。
ひとまず、今後数年はスマホの電池寿命を心配する生活とはおさらばできそう。
また使っていく中で気づいた点があれば追記していきます。