「本屋大賞」きょう発表へ
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全国の書店員たちが「いちばん売りたい本」を投票で選ぶ本屋大賞の授賞式が12日夜、東京都内で開かれ、ことしの大賞が発表されます。
本屋大賞は、毎年、全国の書店員の投票で選ばれる文学賞で、過去の受賞作はいずれもベストセラーになり、映画やテレビドラマになるなど影響力の大きい賞として注目されています。
13回目となることしの本屋大賞は、全国435の書店から552人の書店員の投票で選ばれた上位10作品が候補となっています。
候補作となっているのは、辻村深月さんの「朝が来る」、米澤穂信さんの「王とサーカス」、住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」、中村文則さんの「教団X」、中脇初枝さんの「世界の果てのこどもたち」、深緑野分さんの「戦場のコックたち」、西川美和さんの「永い言い訳」、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」、又吉直樹さんの「火花」、東山彰良さんの「流」の10作品です。
これらの作品の中から書店員の2次投票で最も高い評価を得た作品が大賞に選ばれます。
12日は午後7時から東京・港区で授賞式が開かれ、この中で大賞が発表されます。
13回目となることしの本屋大賞は、全国435の書店から552人の書店員の投票で選ばれた上位10作品が候補となっています。
候補作となっているのは、辻村深月さんの「朝が来る」、米澤穂信さんの「王とサーカス」、住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」、中村文則さんの「教団X」、中脇初枝さんの「世界の果てのこどもたち」、深緑野分さんの「戦場のコックたち」、西川美和さんの「永い言い訳」、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」、又吉直樹さんの「火花」、東山彰良さんの「流」の10作品です。
これらの作品の中から書店員の2次投票で最も高い評価を得た作品が大賞に選ばれます。
12日は午後7時から東京・港区で授賞式が開かれ、この中で大賞が発表されます。
どのように選ばれるのか
本屋大賞は、全国の書店員が「いちばん売りたい本」を投票で選ぶ賞として、平成16年にスタートしました。
1次投票では全国の書店員が1人3作品を選んで投票し、票が多い上位10作品が候補作として選ばれます。大賞を決める2次投票には、10作品すべてを読んだ書店員だけが参加できます。
2次投票は、それぞれの書店員がすべての作品についてコメントを書き込んだうえで、1位から10位まで順位を付けてインターネットやファックスなどを通じて投票します。そして、最も高い評価を得た作品が大賞となります。
13回目となる今回は、1次投票に全国の435の書店の552人の店員が参加しました。本屋大賞実行委員会の委員長で、出版社「本の雑誌社」の浜本茂社長は「作家や評論家が選ぶ文学賞とは違い、書店員の『この本を読んでほしい』という思いを形にしたくてこの賞を始めました。文芸書が売れなくなっていますが、本屋大賞は読者の窓口となる書店員が本気で選んできたことで、ここまで注目されるようになったのだと思います」と話していました。
1次投票では全国の書店員が1人3作品を選んで投票し、票が多い上位10作品が候補作として選ばれます。大賞を決める2次投票には、10作品すべてを読んだ書店員だけが参加できます。
2次投票は、それぞれの書店員がすべての作品についてコメントを書き込んだうえで、1位から10位まで順位を付けてインターネットやファックスなどを通じて投票します。そして、最も高い評価を得た作品が大賞となります。
13回目となる今回は、1次投票に全国の435の書店の552人の店員が参加しました。本屋大賞実行委員会の委員長で、出版社「本の雑誌社」の浜本茂社長は「作家や評論家が選ぶ文学賞とは違い、書店員の『この本を読んでほしい』という思いを形にしたくてこの賞を始めました。文芸書が売れなくなっていますが、本屋大賞は読者の窓口となる書店員が本気で選んできたことで、ここまで注目されるようになったのだと思います」と話していました。