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担任先生のSNSをチェックする韓国の保護者、教師にネット上の自由はない?
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
日本より1カ月早い3月が新学期の韓国。最大手新聞である「朝鮮日報」の3月8日付特集によると、新学期早々学校では保護者と教師の間でSNSトラブルが発生したようだ。小中高校生の子を持つ保護者達が、無料メッセージアプリを使って担任教師に始終メッセージを送り、担任先生のSNSもチェック、というかSNSの書き込みや写真を監視してあれこれ文句をいうらしい。たまりかねて、スマートフォンをやめてガラケーに機種変更する教師もいるのだとか。
韓国の場合、無料メッセンジャーのKAKAO TALKが「国民アプリ」として定着した。プライベートでも仕事でも、メールの代わりにKAKAO TALKを使ってメッセージを送り、KAKAO TALKの無料通話を利用するのが当たり前になった。
韓国の場合、学校では担任先生の携帯電話番号を保護者に教えることが多い。子供のことで相談があるときは、学校の教務担当者ではなくダイレクトに担任先生に電話して話すのが一般的だ。
筆者の周りは教師が多い。保護者からKAKAO TALKのメッセージが送られてくるのは日常茶飯事で、夜11時過ぎに進学相談がしたいとメッセージを送ってきたり、朝6時に電話をかけてきたりする保護者もいるという。彼らは「学生の事だから仕方ない」と嫌がらず対応している。韓国の小中高校生のほとんどがスマートフォンを使っているので、学生からも頻繁にKAKAO TALKのメッセージが届く。
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