“アルカイダ幹部 空爆で死亡” エジプトメディア
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エジプトでおよそ20年前、日本人も犠牲になった外国人観光客の襲撃事件に関わったとされる国際テロ組織「アルカイダ」の幹部の1人が、シリアでアメリカ軍による空爆で死亡したとエジプトのメディアが伝えました。
アメリカ軍はシリアで、過激派組織IS=イスラミックステートとともにアルカイダ系組織に対しても空爆を続けていて、今月5日の空爆でアルカイダの幹部を標的にしたと明らかにしていました。
これについてエジプトのメディアは9日、エジプトの過激派組織の幹部の話として、シリアでのアメリカ軍の空爆でアルカイダのリファイ・アフマド・タハ幹部が死亡したと伝えました。
タハ幹部は、1997年にエジプトのルクソールで外国人観光客を襲撃して、日本人10人を含むおよそ60人を殺害した過激派組織「イスラム集団」の元幹部で、みずからも犯行計画の立案に関わったとされています。タハ幹部はその後アルカイダに加わり、エジプトで服役していた5年前、民主化運動でムバラク政権が倒れたあとに釈放され、シリアに渡ったとみられていました。
イギリスに拠点を置くシリアの人権団体によりますと、アメリカ軍の一連の空爆では、このほか、同じくアルカイダの古参のメンバーで、アルカイダ系組織ヌスラ戦線のスポークスマン役を務めていた幹部も死亡したということです。
これについてエジプトのメディアは9日、エジプトの過激派組織の幹部の話として、シリアでのアメリカ軍の空爆でアルカイダのリファイ・アフマド・タハ幹部が死亡したと伝えました。
タハ幹部は、1997年にエジプトのルクソールで外国人観光客を襲撃して、日本人10人を含むおよそ60人を殺害した過激派組織「イスラム集団」の元幹部で、みずからも犯行計画の立案に関わったとされています。タハ幹部はその後アルカイダに加わり、エジプトで服役していた5年前、民主化運動でムバラク政権が倒れたあとに釈放され、シリアに渡ったとみられていました。
イギリスに拠点を置くシリアの人権団体によりますと、アメリカ軍の一連の空爆では、このほか、同じくアルカイダの古参のメンバーで、アルカイダ系組織ヌスラ戦線のスポークスマン役を務めていた幹部も死亡したということです。