文法的な順番が違う説、内向き志向説など諸説あるが、本質的な要因は「英語を話す目的がない」というマインドセットにあると考えている。
そもそも英語を学ぶこと自体が目的化していることが誤っており、英語を使って何をするのかをきちんと体系立てて考えらている英語学校などは、殆ど見たことがない。
なんらかのプロジェクトや仕事、アカデミックでどうしても必要だといった目的志向があれば、その手段として必然的に英語を学ぶようになる。
よく誤解されているのが文法的な正しさや、英単語を覚えまくる、TOEICで点数を上げると英語が話せるといった類のものだ。
そもそもインプットとアウトプットで使う脳の神経回路が違うということを前提としていれば、聞くだけで英語が話せるようになるという誤解はしないはずた。
英語を学ぶために1番必要なもの。
それは何のために英語を学ぶのかという目的志向である。
そして、通訳や翻訳家など文法的の正確性が求められる仕事に就く以外は、ビジネス英語がある程度読めて話せれば合格点だろう。
そのために勧めるのが、海外でインターンなどのプロジェクトを行うというものだ。
ビジネスで最低限必要な英単語や英文法が何であるかを知ることができ、実は学ぶべきことなど中学レベルの英文法でよく、更に3ヶ月もあれば十分だということに気付くだろう。
何事でもそうだが、強い目的意識が最も大切だと考える。