みなさん、背骨について知っていますか?
人のカラダの中心にある背骨。
実はこいつ、ちゃんと意味があって
あんなカタチをしているんです。
今回はそれを
柔道整復師の国家資格をもち、
年間1000人以上治療してきた僕が
わかりやすく解説します。
背骨のキホン知識
みなさんが一般的に呼ぶ背骨とは、
医療用語でいうと「脊柱」といいます。
これがその脊柱。
円柱型の骨に、脊髄を通す輪っかがついていて、
それが積み木みたいに積み重なったものが
いわゆる「背骨」というものになります。
首の骨を頚椎(けいつい)7コ
胸の骨を胸椎(きょうつい)12コ
腰の骨を腰椎(ようつい)5コ
お尻あたりを仙椎(せんつい)1コ
といいます。
生理的湾曲
さきほどの写真をみて分かるように
人の骨はS字のようなカーブを描いています。
絵で描くとこんな感じ。
このカーブのことを弯曲(わんきょく)といい、
前カーブを前弯、後ろカーブを後弯といいます。
猫背
いわゆる猫背とは、
胸の骨の後ろカーブが強くなった状態。
言いかえると、胸椎の後弯が強くなった状態。
ストレートネック
いわゆるストレートネックとは
首の骨の前カーブがなくなった状態。
言いかえると、頚椎の前弯が消失した状態。
なぜS字なのか?
じゃあなぜ人のカラダは
わざわざこのような曲線を描いているのでしょう?
主に2つの理由があります。
① 臓器の保護
まず一つ目の理由がこれ。
臓器を保護するためです。
胸腔臓器(心臓や肺)を入れるためのカーブと
腹腔臓器(腸やその他)を入れるためのカーブ
があります。
これがあることによって
内臓器を守ることができます。
心臓なんて一番手厚い保護を受けてますよね。
なんてったって肋骨というガードマン付き。
鉄格子のごとく守ってくれます。
② 脳を守るため
二つ目の理由がこれ。
人間にとっての最高司令官である
脳を守るためです。
たとえば
走ったりジャンプして着地したりして
下から大きな衝撃が加わったとき、
背骨がまっすぐだとしたら、、
間違いなく脳に突き刺さりますよね?
槍のような感じで刺さってしまいます。
これでは超キケンです。
ということでS字カーブがあると、、
このように衝撃を逃がすことができます。
自分にとって一番大切な「脳」を
守るための仕組みができているんですね。
人間のカラダの構造にはすべて理由があります。
まとめ
どうでしょう?
人のカラダってすごいですよね。
ちゃんと理にかなっているんです。
この弯曲(カーブ)が崩れると
さまざまな症状を引き起こす原因になります。
ストレートネックだと頭痛につながったり
猫背だと慢性の肩こりになったりします。
そしてこの正しい背骨の位置を保つために必要なのが
インナーマッスルという筋肉。
カラダの軸を支えてくれる筋肉ですね。
コイツが弱ってくると支えがなくなるので
どんどん姿勢が崩れてきます。
背中の曲がったおばあちゃんが分かりやすい例ですね。あれはインナーマッスルで支えきれなくなって骨変形が進んだ結果です。
じゃあインナーマッスルは
どうやって鍛えればいいのか?
それについてはコチラの記事に少し書きました。
自分のカラダのことを知り、
背骨のバランスの大切さを理解して
健康管理をしていきましょう。
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