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 防衛省によると、6日午後2時35分ごろ、鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋基地の北約10キロの上空で、航空自衛隊の飛行点検機U125との通信が途絶えた。同機は空自入間基地(埼玉県狭山市)の航空支援集団飛行点検隊の所属で、6人が乗っていたという。

 現場は高隈山の東方で、レーダー画面から消えた時点の高度は約1千メートルだったという。同機は鹿屋基地を離陸し、同基地のレーダー設備の点検後、同基地に戻る予定だったという。U125は航空基地の灯火や無線の点検に使われる機体で、入間基地に3機配備されている。全長約15・6メートル、重さ約6860キロ。