児童ポルノ所持の疑い 勤務先の検知ソフトで発覚

児童ポルノ所持の疑い 勤務先の検知ソフトで発覚
k10010469331_201604061516_201604061516.mp4
子どものわいせつな画像などのいわゆる児童ポルノをハードディスクに保存して所持していたとして、警視庁は相模原市の34歳の男を児童ポルノ禁止法違反の疑いで書類送検しました。男が勤めていた会社が児童ポルノを検知するソフトを導入していたことから、事件が明らかになりました。
書類送検されたのは相模原市南区に住む34歳の元会社員の男で、警視庁によりますと、ことし1月、少女のわいせつな動画2点を外付けのハードディスクに保存して所持していたとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。
警視庁によりますと、ハードディスクには児童ポルノとみられる画像がおよそ3万点保存されていたということで、自宅のパソコンを使いファイル共有ソフトを通じて入手していたとみられています。
当時勤務していた外資系の通信会社では児童ポルノを自動的に検知するソフトを導入していて、男がハードディスクを持ち込んで職場のパソコンで画像を閲覧したことから発覚し、会社が警視庁に通報したということです。
警視庁によりますと、調べに対し男は「性欲を満たすためにやった」と供述し、容疑を認めているということです。