アニメ「山賊の娘ローニャ」 国際エミー賞で受賞

アニメ「山賊の娘ローニャ」 国際エミー賞で受賞
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世界の優れたテレビ番組に贈られる国際エミー賞の子ども番組の受賞作品がフランスで発表され、NHKの「山賊の娘ローニャ」がアニメーション部門で最優秀賞に選ばれました。
国際エミー賞は、世界のおよそ500の放送機関などが加盟する「国際テレビ芸術科学アカデミー」が、アメリカ以外で制作された優れたテレビ番組に贈るもので、5日、フランス南部のカンヌで子ども番組の受賞作品が発表されました。
このうち子どもアニメーション部門では、NHKでおととし12月に放送された「山賊の娘ローニャ」の第10話が最優秀賞に選ばれました。
「山賊の娘ローニャ」は宮崎吾朗監督がスウェーデンの小説を映像化したもので、美しく雄大な森の中で暮らす山賊の少女が家族や友人に支えられながら成長していく姿を描いています。第10話は「きょうだいの誓い」という副題で、授賞式に参加した宮崎監督は「うれしいですね。こんなにうれしいのは久しぶりです。日本的なアニメーションとCGがうまくマッチしたことが評価していただけたのではないかと思います」と話していました。
国際エミー賞でNHKの番組が受賞するのは3年ぶりです。