「おい。あそこにいるカラスは白色だよなー?」
「え…いや、カラスはく…」
「白だよなぁー!!!!???」
「ひー!! はっハイ!! カラスは白色でございます!」
勤めていると、こんな瞬間がたくさんあります。
それはお金を貰う立場にいるからです。
そして、お金がないと困るからです。
お金が無いとカラスは黒って言うこともできないのか…
お客さんに道を教えたらブチ切れられた
私は今まで塾とコンビニでアルバイトをしたことがあります。
そこで初めて「社会って怖いな。お金って怖いな。」って実感させられました。
塾では生徒から効率よくお金を巻き上げて、生徒の成績には無関心な塾長がいました。私は何も言えませんでした。雇用されていたし、お金もなかったから。
ひどすぎる塾の実態がこちら↓
コンビニのアルバイトではお客さんに道を教えたら店長にブチ切れられました。
「お前バカか?なんでご丁寧にお客さんに道なんか教えてるんだよ。『わかりません』って言って早く仕事に戻れよ。サボるな。」
いやいや。
これっておかしいよね。
けど、私は「すいません。」って答えることしかできませんでした。
悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい。
会社に倫理は必要ない
この世の中には二つの規律がある。それは、倫理と法律だ。俺たち人間が滅多なことで人を殺さないのは、法律で禁止されているからじゃない。そんなことをしたらいけない、という倫理に支配されているからだ。だが、会社は違う。会社に倫理など必要ない。会社は法律さえ守っていれば、どんなことをしたって罰せられることはない。
太字は私が勝手につけました。
この文章は下町ロケットという小説ででてきました。
本当に会社って倫理もクソも何もありません。
ちょっと考えてみてください。
あなたは友達にゴミみたいな商品をオススメしたりしますか?
しないですよね?
けど会社員として働いている人は自分の思いとは関係なく売らされるんです。
「この商品本当はクソだけど、俺は営業だから売らないといけないんだよな〜」こう思いながら売らなくちゃいけないんです。
そこに倫理の欠片もないですよね。
本当に会社って汚い。
アルバイトでもそう感じたんだから正社員になったら…
考えたくもないです。
カラスは黒って言い切りたい
全ての会社がこうとは思いません。けど 、こういう倫理観の薄い会社ってスゴく多いですよね。
私はこういうのを割り切りたくないんです。
目をつむりたくないんです。
おかしいと思ったら「間違ってるぞ!」って言いたい。
それでも変わらなかったら、そんな職場からは離れたい。
そのときにお金に縛られたくない。
だから私はお金が稼ぎたい。
自分1人の力でお金を稼ぎたい。
だってカラスは黒でしょ?
そんな当たり前のことすら言えないなんて…
息苦しくて死んじゃうよ。