フィードフォースが明日の企業コミュニケーションを全力で考えるブログ
こんにちは!内定者の井形です。
先日全力ブログでも紹介した動画共有SNSのSnapchatのほか、韓国発のアプリSNOWも人気を広げてきているなど、動画共有SNSは盛り上がりを見せています。
本日はその中でも、先日Facebookが買収して話題となった動画フィルターアプリ、MSQRD(マスカレードと読みます)を紹介したいと思います!
目次
MSQRDは、ベラルーシの企業、Masquerade Technologies, Incが公開する動画フィルターアプリです。
2015年12月17日に公開され、わずか3週間でユーザー数は10万人まで成長しました。
Amazing! 1 million users:scream: Thank you!!!:tada: pic.twitter.com/inM9xW6bpk
— MSQRD (@msqrdme) 2016年1月21日
そこからさらに2週間でなんと累計ユーザー数は100万人を突破。急速に人気を拡大しているアプリです!
Amazing! 1 million users:scream: Thank you!!!:tada: pic.twitter.com/inM9xW6bpk
— MSQRD (@msqrdme) 2016年1月21日
特徴としては、種類豊富で高性能なフィルターが使えることと、非常にシンプルなUIが挙げられます。
※動画です。再生してご覧ください。
ここで突然レオナルド・ディカプリオが登場!と思いきや、これは元AKB48の大島優子さんの投稿。目の色まで認識して変えてくれるようです。ちなみに記事執筆時点ではこのフィルターは見当たりませんでした。期間限定だったんでしょうか?(泣)
詳しくは後ほど見ていきます!
日本時間の2016年3月10日、この急成長アプリMSQRDはFacebookの傘下に入ると発表しました。
☆出典:We’re joining Facebook
TechCrunchはこれについて、Facebookが急成長を続けるSnapchatに対抗し、メッセージアプリでの動画機能を拡張するために買収したのだ、と報じています。買収額については公表されていませんが、公開からわずか4ヶ月での買収という速さが、最近の動画加工ブームを象徴しているのではないでしょうか。
さて、ここからは実際にどのようにしてMSQRDを使うかを見ていきましょう!
とは言っても使い方は非常に簡単。
アプリを開いたらすぐカメラが起動します。画面中央に現れる輪郭に自分の顔を合わせると、フィルターがかかるので、好きなフィルターを選んで写真もしくは動画を撮影するだけ。
記事執筆時点は35種類ほどのフィルターから選べました。
撮影した写真はTwitterやFacebook、Instagramなどにすぐにシェアすることができます。
バットマンになりきってみました!オフィスにいるとは思えない臨場感で、自分はヒーローになったんだとしばらく浮かれていました。(笑)楽しくてここからしばらく仕事にならなかったとは口が裂けても言えません。(笑)
弊社社長である塚田も、あまりの楽しさにこんな投稿!
https://www.facebook.com/tsukada/videos/10153498920538634/
だいぶ楽しそうにしてますね。(笑)
では、MSQRDとSnapchatにおいて加工できる画像はどう違うのでしょうか?
Snapchatについておさらいしたい方はこちらの記事をご参照ください。ちなみに先ほど触れたSNOWですが、機能としては非常にSnapchatと似ています。
まず、MSQRDですが、こちらは顔を加工することに特化しており、そのバリエーションは豊富ですが、風景などへのフィルターは持ち合わせていません。また、動画は30秒まで録画できますが、録画の最中にフィルターを変えることもできます。
一方Snapchatは、顔のフィルターの他に、現在地や現在の時刻を貼り付けるフィルターがあったり、テキストを挿入できたりと、様々な機能があります。顔のフィルターは14種類とMSQRDより少なく、10秒間の動画撮影中に切り替えることもできません。(Snapchatは、顔のフィルターに関して、Lookseryという会社の技術を使っています。)
顔の加工に特化したMSQRDと、全般的な加工に優れているSnapchatという違いがあるようですね!
いかがでしたでしょうか?Facebook、MSQRDのタッグ対Snapchatの、動画加工対決が非常に熱くなってきている印象を受けました。
テキストでの情報交換がメインであったオンラインでのメッセージのやりとりは、音声入力、動画共有、スタンプなど、より直感的な方向に進んで行く流れが強くなっているように思えます。
海外ではすでに、WhatsAppやSnapchatといったメッセージアプリで、音声やセルフィーでメッセージを送ることが一般的になっていて、スイス人やチリ人の友だちに理由を聞いてみると、「こっちの方が簡単だからだよ!」とあっけなく言われてしまいました。
日本人のシャイな性格的に、このようなコミュニケーションがどこまで広がるかは未知数ですが、トレンドとしてしっかり押さえておいて間違いはありません!これからも注視していきましょう!