「包容力のある人」っていますよね?
最近いろいろな人と関わる中で
それを感じることがあります。
この包容力の正体ってなんだろう?
ちょっと考えてみました。
包容力とは?
過ちや欠点なども含め、相手のさまざまな点を受け入れることができる心の広さ。
ほうほう。心の広さ。なるほど。
しかし、じゃあ実際に包容力のある人ってどんな人?
って聞かれると、ウーンと言葉に詰まります。
ちょっとがんばって絞り出してみました。
- 包み込むような安心感がある
- なんでも受け止めてくれる寛容さがある
- よく笑う、ほほ笑む
- 人にたいして丁寧に接する、愛がある
こんな感じです。ぼくが今思いつくかぎり。
けっこうこんな人物像ってぼくの理想で、
こんな人になりたいな〜と思います。
必要な要素
包容力のある人になるために
必要な要素を3つほど考えてみました。
承認力
人のことを認めてあげる力。
「そのままでいいんだよ。」って
「背伸びしなくても、がんばらなくても、そのままのあなたで素晴らしいんだよ。」って
人はなぜがんばってしまうのかというと
たぶん人に、世の中に、社会に、認められたいからです。
上司や取引先や社会に認められたくて
仕事をがんばったり
好きな相手に振り向いてほしくて
恋愛をがんばったり
親や世間に認められたくて
自立しようとがんばったり
人って普段から
めちゃくちゃがんばってるんですよね。
そしてがんばりすぎると限界がきて潰れます。
今の若者に多いですよね。「病む」とか「鬱」とか。
だから、
認めてくれる人の存在が大事なんです。
認められると安心するんです。
「あ、自分ってそのままでいいんだ」って
自分らしくいられるんですね。
人はこれに「安心」という
毛布のような温かみを感じます。
こうゆう人の前では自然体でいられたりもします。
それが「包容力」ってやつに繋がってくるのかなぁと。
肯定力
誰かを肯定する力。
肯定とはつまり、
背中を押してあげることです。
ようするに「否定」の逆です。
承認ともすこし似ています。
「いいと思うよ」とか「いいねソレ」とか
「やっちゃえばいいんじゃない?」とかそうゆうの。
人がなにかやりたいことがあるとき、
なぜ一歩目を踏み出せないのかというと
怖いからです。
自信がないが故に、怖さに勝てないからです。
そしてなぜ自信がないのかというと、
応援メンバーが自分しかいないからなんですよね。
たとえば
たとえば
「実績」や「経験」というものがあると
ソイツらも応援メンバーになってくれるので
自信がついて一歩目が踏み出しやすくなります。
家族が自分のやりたいことを
応援してくれたときなんかも、
強力な応援メンバーになるので
一歩目が踏み出せます。
逆に否定されると弱気になってやめちゃいます。
自分という応援メンバーが相当強くないかぎり。
障害やリスク&否定 vs 自分&応援メンバー
なんですよね。
だから、肯定してくれる人が必要なんです。
なにかをやろうとするときに不安になって
「私のやろうとしてることって合ってるよね?正しいよね?」って確認したくなるのが人間なんですね。
そして肯定してもらえると安心して自信を持って
一歩を踏み出せるようになります。
自分を肯定してくれて「キミ最高だね」って
言ってくれるひと。
そんな人は自分にとってすごく貴重で、
包容力(安心感)のある人なんだろうなあって
思います。
想像力
相手がなにを考えているのか、なにに悩んでいるのか
それを汲み取れないと承認も肯定もできません。
相手の気持ちをイメージする力。想像する力。
「優しさ」とも言い換えられます。
包容力のある人は総じて
想像力の豊かな人が多いのかなあとおもいます。
それだけ自分がいろいろな経験をしてきて
相手の境遇や気持ちを理解してあげられる
想像力を持ち合わせているからなのかも。
まとめ
包容力のある男性ってカッコいいですし
包容力のある女性って魅力的ですよね。
そんな人になりたいな〜なんて漠然と思いながら
なり方ってわからなかったんです。
なのでちょっと具体的に考えてみました。
「承認力」「肯定力」「想像力」
これらを意識してみると
包容力ってやつが身につくかも。
ぜひお試しあれ。