読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ホビヲログ

趣味に生きるホビヲのブログ。

下戸も酒飲みも必見!お酒がテーマのおすすめ映画10選

ぼくはお酒が飲めない。ビールも、ワインも、日本酒も、シャンパンも、飲めない。人からは、つまらない人生だね、と残念がられる。映画にも、お酒はつきものだ。下戸の視点から、お酒がテーマのおすすめ映画を10作品紹介する。

1.カクテル

カクテル [DVD]

ジャマイカを舞台に、一獲千金を夢見るバーテンダーが、真実の愛に目覚めるまでを描いた青春ラブストーリー。

この映画で、カクテルを作る人はみんな曲芸をするものだと、誤った認識が植え付けられた。カウンターの向こうでシェーカーを投げて取って、投げて取ってを繰り返すトム。湧く観客。めちゃくちゃ楽しそう。ジャマイカに行ってからは、エリザベス・シューとのラブロマンス。お酒が飲めれば、楽しいことばっかりなんだ、と羨ましくなる。

2.リービング・ラスベガス

リービング・ラスベガス [レンタル落ち]

監督の実体験を元に、アル中男と娼婦の奇妙な愛の形を描く。ニコラス・ケイジアカデミー賞主演男優賞を受賞。

カクテルでトム・クルーズとラブラブだったエリザベス・シューのその後だと思うと感慨深い映画。娼婦になった彼女は、アル中のニコラス・ゲイジを愛してしまう。酒を作る男から、酒に溺れる男に。若いころはあんなに楽しそうだったのに、時が過ぎ、酒とのつきあい方を誤るとこんな最期が待っているんだ、と空恐ろしくなる作品。

3.ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! (字幕版)

学生時代のリベンジ、一晩で12軒のはしご酒に挑戦する腐れ縁の5人組。しかし、街は昔と違う。異変が生じていた。

学生時代に飲んだくれて、仲間と馬鹿騒ぎする。ついぞそのような経験ができなかった。本作で主人公たちは、一日12軒の酒場をはしごして、ジョッキ12杯を空けるという。コップ半分で、嘔吐するぼくには無縁の世界。学生時代の仲間とは喫茶店でばかり。酒を飲みながら昔を語り合う、そんなことはできないぁと残念に思ってしまう作品。

4.アンタッチャブル

アンタッチャブル (字幕版)

禁酒法時代。財務省特別捜査官の特別チーム「アンタッチャブル」と暗黒街の帝王アル・カポネとの戦いを描く。

アメリカでは、1920年から1933年の間(13年10ヶ月19日7時間32分30秒)、アルコールの製造、販売、輸送が禁止された。その時代に生まれていたら、と下戸のぼくは思う。アンタッチャブルが、ロバート・デ・ニーロ扮するアル・カポネを追い詰めるシーンに拍手喝采。しかし、ラストでのケビン・コスナーの発言に、ずっこる。裏切られた気分。

5.欲望のバージニア

欲望のバージニア (字幕版)

禁酒法時代。欲望が支配するバージニアで、密造で成り上がる兄弟と、それを追い詰める捜査官との戦いを描く。

映画「アンタッチャブル」が犯罪者を追い詰める映画、であれば、こちらは、追い詰められる犯罪者が主役の映画。立場によって物事に見え方はまったく異なる。ガイ・ピアース扮する捜査官のいやらしさといったらハンパない。ケビン・コスナーが演じたらどうだったのだろうか。「密造を繰り返す悪役」に思わず、感情移入してしまう作品。

6.ハングオーバー!消えた花婿と史上最悪の二日酔い

ハングオーバー! 消えた花婿と史上最悪の二日酔い (字幕版)

結婚前の馬鹿騒ぎ。人生最高の夜を楽しんだはずなのに、朝起きると記憶がない。最悪の二日酔いに悩まされる。

結婚式の前日に馬鹿騒ぎする「バチェラー・パーティー」という文化がない。そして、お酒を飲んで記憶を失うこともない。なので自分にとっては無縁の映画なのだが、どうしてなかなか面白い。しかし、お酒を飲んで記憶がなくなるというのは、本当なのだろうか。もし自分がそうなったらなんて想像もしたくない。映画の中だけにしてほしい。

7.サイドウェイ

サイドウェイ (字幕版)

人生のピークを過ぎた男は、悪友とワイナリー巡りの旅に出る。魅力的な女性との出会いから、自身を見直すことに。

奇をてらうことはなく、じっくりと描かれた大人の映画。ただ、いくら落ち込んだからといって、ワインセラー巡りの旅に出るなどと選択肢はなさそうだ。もし、行くなら山梨あたりだろうか。飲酒運転の心配があるから、駅からは、無料のシャトルバスあたりで向かうのがいいだろう。いやいや、お酒が飲めないぼくには無関係な話だ。

8.聖なる酔っぱらいの伝説

聖なる酔っぱらいの伝説 [DVD]

フランス・セーヌ河畔の橋の下で生活するホームレスの体験する「奇蹟」を寓話的に描いた幻想的な作品。

酔っぱらいのおじさんが、最期にいろんないいことが起きる。ワインを飲もうと酒場に立ち寄ると、仕事が見つかるってどういうことだろうか。お酒が飲めるとやはり、いいことが起こるのだろうか。いや、彼は過去の過ちから逃げるため、お酒に溺れてしまった経緯があるのだ。お酒は、付き合い方次第。気をつけて気をつけすぎることはない。

9.フライト

フライト (字幕版)

機体の故障による墜落の危機を、奇跡的な操縦で免れた機長。しかし、酔っていた彼は、真実と嘘の間で苦悩する。

アルコール中毒の主人公が、事故をきっかけに一度は断酒するも、誘惑から逃れられない描写に恐怖を覚える。デンゼル・ワシントンの真に迫った演技に震える。そして、大舞台で、自身が下した決断に涙する。本作は、映画三本分くらいの内容が凝縮された名作だと思う。これこそ、下戸も酒飲みも必見の映画だと思う。機会があればぜひ。

10.ドランクモンキー 酔拳

酔拳 (字幕版)

酔えば酔うほど強くなる、秘伝の拳法「酔八仙」。カンフー道場のドラ息子は、苛酷な修業に励み、会得する物語。

一説によると、ユースケ・サンタマリア、宇崎竜童、堀内孝雄泉谷しげるエリック・クラプトン峰竜太田中邦衛村井国夫水谷豊植木等友近田中裕二大竹まこと松村邦洋ゴルゴ松本関根勤浜田幸一田原総一朗三谷幸喜、みんなお酒が飲めないらしい。彼らはきっとできないはず、ジャッキー・チェン酔拳を。

番外編.カサブランカ

カサブランカ (字幕版)

第二次世界大戦時、親ドイツのヴィシー政権の支配下にあった、カサブランカを舞台にしたラブロマンス映画。

お酒がテーマではないので番外編として。「君の瞳に乾杯!」で有名。元の英語は「Here's looking at you, kid.」で、Google翻訳にかけると「ここでは子供、あなたを見ています。」とのこと。何が本当か、もう分からない。確実に言えるのは、下戸のぼくは、こんな台詞を一生口にしないということ。もっともお酒が飲めても口にしないが。

あわせて読みたい

hobiwo.hatenablog.com

hobiwo.hatenablog.com

hobiwo.hatenablog.com