演歌の人気回復を 超党派の議員連盟発足

超党派の国会議員が演歌の人気回復を後押ししようと議員連盟を発足させ、演歌に接する機会を増やすなどの振興策を検討していくことを確認しました。
国会内で開かれた議員連盟の初会合には、与野党6党の国会議員50人余りと、歌手の杉良太郎さんや山本譲二さん、瀬川瑛子さん、それにタレントのコロッケさんも出席しました。
会合で杉さんは「テレビの歌番組が減って、演歌、歌謡曲は横に追いやられている。業界の自助努力と併せて、少しでも、演歌、歌謡曲の世界が活性化されるよう協力をお願いしたい」とあいさつしました。
これを受けて、議員連盟の会長を務める自民党の二階総務会長は「演歌、歌謡曲の世界を盛り上げ、元気づけていくために取り組んでいきたい」と述べ、演歌に接する機会を増やすなどの振興策を検討していくことを確認しました。
このあと山本譲二さんは記者団に対し、「歌手が発表できる場として、テレビの番組を増やしてもらいたい」と述べたほか、コロッケさんも「歌手がフルコーラスで歌える場を作ることが必要ではないか」と指摘しました。