「「官邸の『選挙にいかせない』戦略にそのまま従っているテレビ各局」朝日や毎日にも:山崎 雅弘氏」
世界経済のゆくえ
https://twitter.com/mas__yamazaki
昨日の大阪梅田駅前での関西市民連合の集会のようす。
白井聡さんのスピーチが特に印象的だった。
野党共闘を評価しつつも「それで安心してはいけません。なぜなら…(中略)…だから市民は今後も野党議員にプレッシャーをかけ続けていかねばならない」
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白井さんと他のスピーカー諸氏も語られていたが、日常生活の中で「選挙を話題にする」「社会問題を話題にする」のを続けるのは重要だと思う。
社会問題の話題=政治的話題=距離を置くという長年堆積されたイメージは、一朝一夕には払拭できない。
生まれ育った大阪は比較的、その敷居が低いように思う。
>権力に対して批判的な話をすると、左翼で危険思想みたいに瞬間連想する人がまだ居ることに驚いてしまう。政治の話はタブーですね。だから、高校生が政治活動については届出性と言い出す人たちがいる。
私の友人も、安保法制のおかしいと思う点について友達に話したら「共産党?」と言われて驚いたと言っていました。
権力者に黙って従わない、疑問を差し挟む人間は「左翼」。
こういうパブロフの条件反射のような「教化」が、いつ誰によって仕込まれたのか、という検証も必要ですね。
>小島慶子 最近「政治的な話はナシで…」って言い方をする人に何人か出会ったんだけど、「政治的な」って言葉で何を言おうとしているかをハッキリさせてほしい。そこに働く「察してね」が気持ち悪い。政治に関する話はナシ?政権批判はナシ?難しい時事問題はナシ? だけど生きてるってそれ自体、政治的よ?
大学生の71・1%が今夏の参院選の投票に行くと答えたことが、全国大学生協連(東京)の「学生生活実態調査」で24日分かった(日刊スポーツ)
http://bit.ly/1o3e1fW
「政治に関心があるとの回答は64・5%で前回(2013年)に比べ2・9ポイント増加した」
「生協連は選挙権の18歳への引き下げや、大学生らのグループ『SEALDs(シールズ)』の活動などで政治への関心が高まっているとみられる、としている」
デモに参加するような学生は、ムードに酔っているだけで何も理解していない、という根拠のよくわからない誹謗も、投票率の向上に寄与するかもしれない。
日本会議が安倍政権とその諸政策に大きな影響を及ぼしている最大の理由は、彼らが「選挙の時に頼れる相手」だと見なされているからで、投票率の低下は彼らの影響力を増大させる。
逆に言えば、投票率が上昇すれば、日本会議の影響力は相対的に下がる。



2014年12月の衆院選で、大手メディアがどんな「選挙報道」をしたのか、次の参院選の前に各社はきちんと総括する必要があると思う。
投票率が低ければ低いほど、日本会議や創価学会などの影響力が大きくなるが、大手メディアはそれを助けていた。



川口創氏の「官邸の『選挙にいかせない』戦略にそのまま従っているテレビ各局」という指摘は、朝日新聞や毎日新聞にも当てはまる。
今から参院選まで、大手メディアが選挙や投票に対してどんな態度をとるのか、今から注視し、記録しておくべきだろう。



女性管理職の政府目標、「可能」1割…読売調査(読売)
http://bit.ly/1UAlam6
あと4年もあるのに「製造業を中心に70社(61%)が『難しい』とし、『最初から達成を考えていない』も6社あった」と平然と答えている。
現政権のやる気の無さが、企業側にも伝わっている。
現政権は「男女平等」の代わりに「女性の活躍」とか「女性が輝く社会」などの、一見すると前者によく似た言葉を使って女性をおだてるが、実際には後者は二つとも「男女平等」が実現しなくても成立する概念。
差別の構造を維持しながら、その枠組みの中で「女性が活躍して、輝く社会」を作るのだという。
「男系の万世一系」という天皇の神話に固執する宗教的政治勢力が、政権に大きな影響力を持ち続ける限り、この国ではおそらく本質的な「男女平等」は実現しない。
本質的な「男女平等」は、まず女性天皇、そして女系天皇の容認に繋がる。
今を生きる日本人女性よりも、天皇の伝統的制度維持が優先される。
偏向番組『そこまで言って委員会』が「保育園落ちた」ブログを総攻撃! 津川雅彦は「書いた人間が死ね」(リテラ)
http://bit.ly/1pwpKEQ
「津川の発言以上に背筋が凍ったのは、津川がこの暴言を吐いたあと、スタジオでは大きな笑い声が起き、司会の辛坊も大爆笑して見せた場面だ。読売テレビはこんなグロテスクな内容を、よく躊躇わず日曜の真っ昼間から放送したものである」
「放送倫理上、大きな問題を抱えた番組だと言わざるを得ないが、最大の問題は、このような番組に、安倍首相が何度も出演しているという事実だろう」
「安倍首相は、昨年9月4日、国会での安保法制の議論の真っ只中に、わざわざ大阪入りして同番組に出演。首相に返り咲いた後の2013年には1月と6月になんと2回も出演し、首相ではないあいだには11回も出ている。つまり、このヘイトにまみれた番組を、安倍首相はたいへんお気に召しているようなのだ」
これが「日本の美」の正体。
津川雅彦氏は「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」の発起人で、安倍政権下の2014年に旭日小綬章を受章し、2015年には安倍首相直轄の有識者会議「『日本の美』総合プロジェクト懇談会」の座長に就任。
彼らの考える「日本の美」がどんなものか、暴言への仲間の反応が雄弁に物語っている。
首相周辺の「愛国者を名乗る人々」は、自分の気に入らない人間には徹底的に冷酷な態度をとる。
政治的意見の相違に過ぎない相手を、一方的に「反日」と決めつけて、政権に刃向かう人間を口汚い日本語で罵倒・誹謗する。
強権的な権力者に取り入って傲慢に振る舞う人間は、世界史の中に繰り返し登場する。
政権に刃向かう人間は死ねばいい。
死んでも構わない。
民主主義国では、こんな人間が首相の寵愛を受けることはないが、強権政治が敷かれる独裁政権の国では、政治思想の左右を問わず、権力者に可愛がられる。
そして実際、大勢の国民が政治権力によって命を落とした。
戦前・戦中の日本もその一国だった。

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