ベルギー ブリュッセル空港で爆発 数人死亡か
ベルギーの公共放送、RTBFは、首都ブリュッセル近郊の国際空港で起きた爆発で、数人が死亡したと伝えました。
現場からの映像や写真には、天井に張られていたとみられる黒や白のパネルが、粉々に割れたガラスなどとともに床に散乱している様子が写されていて、爆発の激しさを物語っています。
空港から避難してきた男性は地元メディアに対し、「空港で大きな爆発があって、今避難しているところです。けがをした人は十数人はいたと思います。現場は大混乱でした」と話していました。
空港から避難してきた男性は地元メディアに対し、「空港で大きな爆発があって、今避難しているところです。けがをした人は十数人はいたと思います。現場は大混乱でした」と話していました。
日本大使館 情報収集急ぐ
ブリュッセルにある日本大使館では、日本人が巻き込まれていないか情報収集を急いでいるということです。また、ベルギーに住む日本人に向けて、空港で爆発が起きたことを伝えるなど注意を呼びかけているということです。
全日空が乗り入れ
ブリュッセルの空港には、日本の航空会社のうち全日空が、成田との間で1日1往復2便を運航しています。全日空によりますと、日本時間の22日昼前、成田からブリュッセルに向け1便が出発していて、現地の状況を確認しながら、予定どおりブリュッセルに向かうか、目的地を変更するかどうかなど、今後の対応を検討するとしています。ブリュッセルの空港には全日空の事務所があり、全日空によりますと、責任者を務める社員1人は爆発があった当時、便がないため空港におらず、無事だということです。