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検定教科書 文科相が韓国に理解求める
3月19日 21時05分

馳文部科学大臣は記者団に対し、検定で合格した高校の教科書に島根県の竹島など領土を巡る記述が増え、韓国が反発していることについて、教科書作成の指針に沿った結果だとしたうえで、韓国の担当大臣との会合の場などで理解を求めていく考えを示しました。
来年4月から使われる高校の教科書の検定では、おととし改訂された教科書作成の指針に基づき、「現代社会」などの教科書で、竹島など領土を巡る記述がこれまでの1.6倍に増え、韓国外務省が「われわれの固有の領土に対する日本の不当な主張は嘆かわしく、直ちに訂正することを求める」などとする声明を出すなど、反発しています。
これについて馳文部科学大臣は、愛知県みよし市で記者団に対し、「行政も政治も関与できない検定制度となっており、基準に従って検定を通過した教科書だと報告を受けている」と述べ、教科書作成の指針に沿った結果だという認識を示しました。
そのうえで、馳大臣は「ことしは初めて日中韓教育大臣会合を開催し、お互いに率直な意見交換をすることができた。教育に関する案件については、ひざを交えて意見交換していきたい」と述べ、韓国の担当大臣との会合の場などで理解を求めていく考えを示しました。

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