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ウェアラブル端末で聴覚障害者にも古典芸能を3月19日 17時17分
聴覚に障害がある人にも古典芸能を楽しんでもらおうと、メガネのレンズに字幕が表示される最新のウェアラブル端末を導入した能や狂言が、横浜市で上演されました。
この公演は、障害のある人たちにも能や狂言に触れてもらおうと、横浜能楽堂が開いたもので、このうち聴覚に障害のある人にはメガネ型のウェアラブル端末が貸し出されました。
この端末は、舞台上の公演に合わせて、レンズの一部に演者の語る内容が字幕で表示されるようになっています。
演目の1つ、狂言の「蝸牛(かぎゅう)」は、かたつむりがどんな生き物か知らない男に出会った山伏が、自分がかたつむりだとだましてからかうという物語です。
メガネ型の端末を着けた人たちは、字幕でストーリーを把握しながら、演者の滑稽な身ぶり手ぶりを見て、狂言のおもしろさを満喫していました。
端末を利用した男性は「演者の動きと字幕の両方を同時に見られるのは、新しくてとてもよかったです。今後、いろいろなところに普及してほしいです」と話していました。
横浜能楽堂の中村雅之館長は「古典芸能に新しい技術を取り入れることで、より多くの人に関心を持っていただきたい」と話していました。
この端末は、舞台上の公演に合わせて、レンズの一部に演者の語る内容が字幕で表示されるようになっています。
演目の1つ、狂言の「蝸牛(かぎゅう)」は、かたつむりがどんな生き物か知らない男に出会った山伏が、自分がかたつむりだとだましてからかうという物語です。
メガネ型の端末を着けた人たちは、字幕でストーリーを把握しながら、演者の滑稽な身ぶり手ぶりを見て、狂言のおもしろさを満喫していました。
端末を利用した男性は「演者の動きと字幕の両方を同時に見られるのは、新しくてとてもよかったです。今後、いろいろなところに普及してほしいです」と話していました。
横浜能楽堂の中村雅之館長は「古典芸能に新しい技術を取り入れることで、より多くの人に関心を持っていただきたい」と話していました。