日本とイギリスの架け橋に…日立の新型車両「あずま」ロンドンで公開
日立製作所が製造し、イギリスに納入された新型の高速鉄道の車両が「あずま」と命名され、ロンドン市内で公開されました。ニュースをまとめ。
更新日: 2016年03月19日
isaaccさん
日立製作所が製造し、イギリスに納入された新型の高速鉄道の車両が「あずま」と命名され、ロンドン市内で公開されました。ニュースをまとめ。
更新日: 2016年03月19日
isaaccさん
○日立の新型車両「あずま」ロンドンで公開
日立製作所が製造し、イギリスに納入された新型の高速鉄道の車両が「あずま」と命名され、ロンドン市内で公開されました。
ヴァージンはこの日、ロンドンのキングスクロス駅で車両デザインを公開。
高速鉄道車両「クラス800」で、2018年からロンドンと英北部スコットランドのインバネス間で運行を開始する。
○1兆円のプロジェクトを受注した日立
日立は2012年、ドイツのシーメンスなどとの入札競争に勝ち、車両866両の製造と、27年間のメンテナンス業務を含めた総事業費およそ1兆円のプロジェクトを受注しました。
公開された車両は、昨年1月英国に搬送され、試験走行を実施。
日立はイギリス政府から高速鉄道用の車両866両の製造を受注していて、およそ9割をイギリス国内の工場で造る計画です。
○新型車両はハイブリッド型
「あずま」と命名された新型車両は、電気モーターに加え、未電化区間も走行できるようディーゼルエンジンを搭載したハイブリッド型の車両です。
コンパクトなデザインで最新の省エネ技術を取り入れた駆動システムを採用、運転速度は最高で時速125マイル(201キロ)。
設計上時速140マイル(225キロ)まで出せる。
○日立製作所は技術をアピール
電化区間は架線から電力供給し、非電化区間は床下のエンジンと発電機ユニットから電力供給できる「バイモード技術」を採用、電化・非電化両区間の直通運転ができる。
日立製作所は「軽量化など日本で培ってきた技術が生かされている」とアピールした。
来年以降、ロンドンを起点に、スコットランドのエディンバラや西部のブリストルまで、イギリスの主要路線およそ1,000キロを走る予定です。
○このニュースについてネットでも話題になっている
今朝ロンドン・キングズ・クロスでお披露目された日立製のクラス800、回送を道中で迎撃。イギリスの鉄道の象徴ともいえるHSTが置き換えられるのは寂しいですが後継車両としては文句なしです。営業運転に入った「あずま」に乗車するのが楽しみ。 pic.twitter.com/3kVpmJnNyS
○命名の由来は?
GettyImages Photo by Dynamic Graphics / liquidlibrary
ロンドンと英北部スコットランドのエディンバラを結ぶイースト・コースト線で使うため「イースト(東)」を日本語読みした。
ヴァージン・トレインズによると、イースト・コースト本線を走行することから日本語で東を意味する「あずま」と名付けられた。
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