やりたいことって、言葉そのものに魅力がある。
これがやりたいって言いきる人ってカッコイイし、なんだか眩しく見えます。
やりたいことがみつからない。
『やりたいことがみつからない』
よく、相談をうけます。
ぼんやり見える気もするけど、なんとなく抽象的で自信がない。本当にこれでいいのか、不安で仕方がない。
就職や、結婚、転職活動時などなど。人生の節目でそう思うと、不安でぐるぐるとしてしまいますよね。
やりたいこと≒好きなこと。
やりたいことは好きの中に隠れてると思う。好きなこと集めをしていけば、やりたいことの種はどんどん集まる。
— 中馬 (@chuuuuuman) 2016年3月17日
やりたいことがみつからない、という人は、好きなことを探すのが近道だと思います。
やりたいこと≒好きなことだから。
好きなモノ集めをしよう。
なんでもイイです。やりたいことがみつからないなら、好きなモノを集めてください。
わたしなら、文章を書くこと、本を読むこと、話を聞くこと、お酒を飲むこと、海に行くこと、水族館に行くこと、むしろ博物館好き、社交ダンス、美味しいものを食べること、寝ること・・・。そういう、くだらない日常でいいんです。
今はできなくても、できるだけ大切にしたい時間でもいい。わたしは朝のゆっくりした時間と、冷蔵庫と会話ができそうなくらいの無音な深夜が大好きです。家族とすごす時間や、好きな人と過ごす時間とかも素敵ですね。
好きなモノ集めのポイントは、自分で見つけること。
まわりがカッコイイっていうから、これならやりたいって言っても恥ずかしくない、なんて要素は二の次で大丈夫です。
というのも、自分がやりたいこと=自分にとって大切なことだからです。はたから見て輝かしいものを選ぶ必要はありません。
『やりたいこと』は、『好き』を大切にできる。
この図でいうと、4つ種類がありますね。
①好きでやりたいこと
②好きでやらなきゃいけないこと
③嫌いだけどやりたいこと
④嫌いだけどやらなきゃいけないこと
②の好きでやらなきゃいけないことは、何も言わなくてもする。(睡眠、食欲など)
③の嫌いだけどやりたいことをしちゃう場合は、ドMなのでまた別の話でしましょう!
④の嫌いだけどやらなきゃいけないことは・・・できればやりたくないですね。
やっぱり見つけたいのは①の好きでやりたいこと!
なので、『好きなこと』を集めたら、やりたいことの対極にある『やらなきゃいけないこと』を手放していきます。やらなくてもいいのに、なぜかしてしまうこと。それがあなたのやりたいことです。無駄は、人生を豊かにします。
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自分が『好き』から、やりたいことを見つけた話。
わたし個人の話になります。
今、わたしはライターとして働いています。好きなことと言えば『文章を書くこと』で、それが一番近い『ライターという職業』がやりたいです。
でも、小学生のころの夢は『小説家』でした。文章を書く職業ではあるけれど、ライターではなかったのです。なので、ライターになると決める時には悩みました。自分が1番好きなことって何か。なんで小説を書いているのか、なにを書きたいのか、本当にやりたいことは何なのか。
幸い、好き勝手生きていたので好きなモノ集めは済んでいました。なので、たくさんある好きなものをもう一度見直しました。
ひとつひとつ試してみたんです。小説はすでに書いてたので、服を作ってみたり、学芸員の資格を取ってみたり、ファイナンシャルプランナーの資格をとってみたり、OLになってみたり、同棲してみたり。(笑)
それで、一番好きだったこと。それがやっぱり、ただ『文章を書くこと』でした。
じゃあ、その『好き』に、理想的に関わる方法ってなんなんだろうって考えたんです。
対外的に見れば、小説家って何か賢そうだし、エッセイストは自分を持ってそうだし、図書館司書なんて安定してそうでいい嫁になりそう。どれも素敵な職業だと思います。たぶん、こういう職業についた方が、親も安心すると思う。(笑)
でも、わたしは『文章を書くことが好き』でした。それを理想的なかたちで実現できるのは『ライターという職業』だったんです。
あなたの『好き』は、なんですか?それに一番近いものはなんですか?日常化している『好き』こそ、やりたいことの種です。
まとめ
やりたいことって、言葉そのものが魅力的ですよね。やりたいことがある人って、なんだか輝いて見えます。
でも、やりたいこと=稀有なもの、というわけじゃありません。
やりたいことが見つからない、本当にやりたいことは何かと迷ったら、まずは自分の手のうちにある大切なものを見てみましょう。身近な『好き』こそ、あなたが本当にやりたいことかもしれません。