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山陽道トンネル事故 警察が運送会社を捜索
3月19日 8時20分

山陽道トンネル事故 警察が運送会社を捜索
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広島県東広島市の山陽自動車道のトンネルで、トラックが渋滞中の車の列に突っ込んで2人が死亡した事故で、警察は19日朝から過失運転致死の疑いで逮捕された運転手が勤務する埼玉県内の運送会社を捜索し、勤務実態などを詳しく調べています。
17日朝、東広島市にある山陽自動車道の八本松トンネルの下り線で、渋滞中の車の列にトラックが突っ込み、乗用車など11台が巻き込まれトラックを含む5台が炎上しました。この事故で2人が死亡し、警察は18日、トラックの運転手で埼玉県越谷市の会社員、皆見成導容疑者(33)を過失運転致死の疑いで逮捕しました。
警察は19日午前8時15分ごろから、捜査員10人余りで運転手が勤務する埼玉県川口市の運送会社、「ゴーイチマルエキスライン」の捜索を行っています。
国土交通省が18日運送会社に行った緊急の監査では、皆見運転手が去年12月に入社したときに必要な安全教育を受けさせていなかったことや、先月、九州に向かった複数の乗務で法令で定められた時間よりも運転時間が長く、休憩時間が短いなど過労状態で運転したことなどが確認されたということです。
警察は、会社の捜索で勤務実態やトラックの整備状況などについて詳しく調べることにしています。

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