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クリミア半島併合2年 巨大な橋の建設進む3月19日 6時49分
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ロシアがウクライナからクリミア半島を併合して、ちょうど2年となるのに合わせてプーチン大統領が現地を訪れ、ロシア南部と直接つながる巨大な橋の建設を進める考えを強調し、クリミアを自国の領土として開発する姿勢を改めて示しました。
ロシアのプーチン大統領は18日、ウクライナからクリミア半島を併合して2年となるのに合わせて現地を訪れ、ロシア南部とクリミアを結ぶ全長19キロの巨大な橋の建設現場を視察しました。
この橋が開通すれば、現在、フェリーに頼っているロシアとクリミアの間の往来が格段に便利になるとして、ロシア政府は2280億ルーブル余り(およそ3700億円)をかけて、再来年末の完成を目指して建設を進めています。
プーチン大統領は建設現場から国民向けのビデオメッセージを発表し、「この橋はクリミア半島とロシアが一体であることのシンボルになる」と述べ、原油価格の低迷で厳しい財政状況のなかでも、橋の建設を進める考えを強調しました。
ロシアの首都モスクワでは18日、クリミアがロシアの一部になった日を記念するとして式典が開かれ、地元の警察は、およそ10万人が参加したと発表しています。
一方、ウクライナ外務省は、「ロシアの大統領が許可なくクリミアを訪れたことに断固抗議する」と表明し、クリミアはウクライナの一部であることに変わりないとして、改めてロシアによる併合を非難しました。
この橋が開通すれば、現在、フェリーに頼っているロシアとクリミアの間の往来が格段に便利になるとして、ロシア政府は2280億ルーブル余り(およそ3700億円)をかけて、再来年末の完成を目指して建設を進めています。
プーチン大統領は建設現場から国民向けのビデオメッセージを発表し、「この橋はクリミア半島とロシアが一体であることのシンボルになる」と述べ、原油価格の低迷で厳しい財政状況のなかでも、橋の建設を進める考えを強調しました。
ロシアの首都モスクワでは18日、クリミアがロシアの一部になった日を記念するとして式典が開かれ、地元の警察は、およそ10万人が参加したと発表しています。
一方、ウクライナ外務省は、「ロシアの大統領が許可なくクリミアを訪れたことに断固抗議する」と表明し、クリミアはウクライナの一部であることに変わりないとして、改めてロシアによる併合を非難しました。