道内の空港の民営化について道と国は、国が管理する新千歳空港など道内４つの空港を中心に一体的に民営化する計画案を年内にも取りまとめる方針で一致したことがわかりました。
高橋知事は１６日、総理大臣官邸を訪れて菅官房長官と会談し、道内の空港の民営化をめぐって意見を交わしました。
関係者によりますと、このなかで、国が管理する新千歳、函館、釧路、稚内の４つの空港を中心に一体的に民営化を進めるため、計画の具体的な案を年内にも取りまとめる方針で一致したということです。
また、市が管理する旭川や帯広の２つの空港や、道が管理する６つの空港についても、一体的な民営化ができないか検討していくということです。
道内の空港で経営が黒字となっているのは新千歳空港だけで、計画案では新千歳空港で出た収益の一部をほかの空港の活性化に使うといった提案も盛り込まれる見込みです。