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開発中のデング熱ワクチンに感染防止効果 米NIH
3月17日 9時33分

蚊が媒介する感染症のデング熱について、アメリカのNIH=国立衛生研究所は、開発中のワクチンにウイルスへの感染を防ぐ効果が確認されたと発表し、今後の製品化に向けた取り組みが注目されています。
デング熱は蚊が媒介する感染症で、発症すると発熱や激しい頭痛などを引き起こし、症状が重くなるとまれに死亡することもあります。国内でもおととし、東京を中心に感染が相次ぐなど、アジアや中南米などで流行していますが、確立されたワクチンはまだありません。
こうしたなか、アメリカのNIHは16日、開発中のワクチンについて、小規模な臨床試験を行ったところデングウイルスへの感染を防ぐ効果が確認されたと発表しました。臨床試験では、参加者41人を2つのグループに分け、一方には開発中のワクチンを投与し、もう一方には投与せず、それぞれ病原性を弱めたウイルスに感染させました。半年後、ワクチンを投与した21人について調べたところ、全員の体内からデングウイルスが検出されなくなっていたということです。
NIHはこのワクチンの製品化に向け、先月から1万7000人が参加する大規模な臨床試験を始め、再来年には結果をまとめたいとしています。
デング熱のワクチンを巡っては、フランスの企業が開発したワクチンが去年、メキシコなど3か国で認可されたものの、効果や安全性について課題が指摘され、今も世界中の研究機関や製薬会社が開発を急いでいます。

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