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劇団員殺害事件「女性の持ち物処分」 証拠隠しか
3月15日 11時46分

劇団員殺害事件「女性の持ち物処分」 証拠隠しか
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去年、東京・中野区のマンションで劇団員の25歳の女性が殺害された事件で、逮捕された男が調べに対し、現場から無くなった女性の持ち物について、持ち去ってごみに出して処分したなどと供述していることが警視庁への取材で分かりました。警視庁は指紋などがついた証拠を隠すためだったとみて調べています。
去年8月、東京・中野区のマンションで劇団員の加賀谷理沙さん(当時25)が首を絞められて殺害されているのが見つかり、警視庁は、当時近くに住んでいた福島県矢吹町の戸倉高広容疑者(37)を殺人の疑いで逮捕しました。
警視庁によりますと、調べに対し戸倉容疑者は容疑を認め、「事件直前に加賀谷さんを見かけて、後ろをついて行って部屋に入り、首を絞めて殺害した」などと供述しているということです。これまでの調べで、現場の部屋からは、加賀谷さんが事件直前まで背負っていたリュックサックをはじめ、布団カバーなど十数点がなくなっていることが分かっています。
その後の調べに対し戸倉容疑者が「リュックサックなどは持ち去り当時、住んでいたマンションでごみに出して処分した」などと供述していることが分かりました。
警視庁は、証拠を隠すために指紋などがついた物を持ち去って処分したとみて調べを進めています。

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