中学生(確か1年生)のときにハマった『ぼのぼの』。上巻だけでは語れない。一気に語ると読者からしたらくどい。
というわけで下巻については別に書いた。それだけハマった好きな作品だということだ。そして名言も多い。
《目次》
鉄板が面白い理由
スナドリネコさんが一番好きなキャラなのだが、好きなシーンはシマリスくんとアライグマくんの掛け合いだ。
バラエティでも「鉄板」ということばがあるが、鉄板は最強だ。くどくならない程度の連続性、点と点がつながるところに人はウケる。
そして「よく目にする」シーンだから、それだけウケるタイミングが多くなる。これは強いスポーツ選手にファンがついたり、巨人ファンが多いのと同じだ。よく勝つから、喜べる頻度が高い。だからファンになるのだ。
シマリスくんの名言
正直に言うと決めれば地獄はおわるのでぃす。あとは最悪でもどなられるかなぐられるだけではねぃですか。 ー シマリス
おとうさんの大切なものをなくしたことで落ち込むぼのぼのへのことばだ。シマリスくんの言うとおり。次の行動を決めてしまえば「悩む」から「考える」に変わるものだ。
どうでもいいが「でぃす」とか「いじめる?」「いじめないよ〜」は中学生のときに兄弟や友達の内輪で流行った。ああ恥ずかしい。
アライグマくんの名言
そりゃあな、自分はひとりなんだということを思い出すからさ。親といっしょにめしを食ったりしてても、自分はひとりだっていうことを思い出すからさ。 ー アライグマ
仕事とか、将来のこと、大事なことは全て自分との対話で決めていかなければならない。人が何を言って干渉してきても、結局「自分はひとり」なのだから。
2016年4月アニメがやる
この記事を書く途中にGoogle検索して知ったのだが、アニメがはじまるらしい!
2016年4月からだ。いやー、記事にしてよかった。気づけてよかった。絶対みよう。
いがらしみきおの他の本
『忍ペンまん丸』も、当時はまあハマった。この絵、懐かしすぎる。