これは実話です。
九死に一生を得るとかいいますけど、まさにそんな感じ。
今日は私が死にそうになった話と死の淵に立った人間がどんなことを感じ、どんな行動をとったのかをお話。
とりあえずジャンプ読むか
事件は今から1年前くらい。日曜日の深夜におきました。当時、春休みだった私は昼夜が完全に逆転していて、朝6時に寝て夕方に起きるという廃人生活を送っていました。
その日も深夜2時頃、特にやることもなくYoutubeではじめしゃちょーとか、ジバターさんの動画を見ていました。
2時間くらいして、さすがに飽きたので日曜日の深夜ということもあり 「よし。一足先にジャンプを立ち読みしに行くか!」ということでコンビニに、並びたてホヤホヤのジャンプを立ち読みしにいきました。
暗殺教室読んでたら暗殺されそうになった
普通にジャンプを読んでいただけですよ。
私はワンピースと暗殺教室しか読まないんで立ち読みって言っても5分ぐらいで終わります。まずはワンピース読んで「ドフラミンゴつよー!!」って思いながら次に暗殺教室を読もうと思ったその時です
バーーーーーーン!!!!!
いきなり目の前のガラスが吹き飛びました。その音がなると同時くらいに私は後ろにダッシュしていたのでガラスが当たることはありませんでした。しかし本棚は吹っ飛び、ジャンプは散らばり、エロ本も散らばり、さっきまで私がたっていた場所には車の前輪がありました。
コンビニ全体がめちゃくちゃ焦げ臭い匂いになって焦りましたね。
正直、意味不明すぎて走馬灯とかなかったです(笑) そしてすぐさま悲鳴が聞こえました。
「ちょっとまってー!!!意味わかんない!!!あーーー!」
なんと車にのっていたのは若いギャルの女の人。おそらくブレーキとアクセルを踏み間違えたのでしょう。このあたりでようやく私も事態が把握できました。(意味わかんねーのはこっちだよ…)
衝突の爆音と悲鳴を聞きつけてレジ裏にいた店長が飛び出してきました。本当このタイミングで店長がいてよかったです。
「お怪我はありませんか~~~!!!」
店内のことより安全確保に目を向けるプロ魂。
しかし、ひとつ気になったのが
俺は無視でギャルの心配しかしない店長の態度。
俺だよね~?
普通、俺の心配が先だよね?
結局、私は一言も声をかけてもらえず、家に帰りました。
震えが止まらん
家に帰って少し冷静になると急に震えが止まらなくなりました。
「もしかしたら死んでいたかもしれない。」
「あの一瞬で俺の全てが奪われていたかもしれない」
「人間っていつ死ぬかわからない生き物だ。」
そんなことが急に頭をよぎり、とても怖くなりました。
30分くらい震えが止まりませんでした。マジで
死の淵を体験した男がとった行動
震えが止まり、人間の命の儚さを体験し私はあることを思いました。
「いつ死んでも後悔しないように毎日を全力に生きよう!」
よく聞く言葉ですが、これほど身に染みた瞬間はありませんでした。
けどね。人間ってなかなか変わらないものでね。
家に帰って30分後には
別のコンビニで暗殺教室の続きを読んでいました。
人は簡単には変われない。