細沢礼輝
2016年3月4日16時56分
車両トラブルで運転中止が続いていたJR山手線の新型車両「E235系」(11両編成)について、JR東日本は4日、営業運転を7日午後から再開すると発表した。当面は1日5周前後の限定運行とする予定だ。
E235系は山手線で13年ぶりとなる新型車両。空気バネや台車のセンサーで車両の重さや車輪の回転状態を把握し、アクセルやブレーキを調整する最新型の装置「インテロス」を初めて導入した。ところが営業運転初日の昨年11月30日、インテロスの不具合で停車位置を行き過ぎるなどのトラブルが相次ぎ、運行が中止されていた。
JR東は「インテロスのソフトウェアを修正したり、定位置停止装置を再調整したりして、不具合は修正できた」としている。(細沢礼輝)
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朝日新聞社会部
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