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常磐線 平成32年春までに全線運転再開へ3月4日 8時34分
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政府は、東日本大震災と原発事故の影響で、今も一部の区間が不通になっているJR常磐線について、福島県内の沿線での除染を進め、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる平成32年の春までに、全線での運転再開を目指す方針を固めました。
JR常磐線は、東日本大震災と原発事故の影響で、今も福島・宮城両県の一部の区間が不通になったままですが、大部分は、ことしの春から来年末にかけて順次、運転を再開する予定です。しかし、福島県浪江町と富岡町の間の20キロ余りの区間は、大部分が原発事故に伴う帰還困難区域で、除染を行う必要があることから、運転再開の時期が決まっていませんでした。
この区間について、政府は去年試験的に行ったレールや枕木、土などを取り除く方法で除染を進め、平成32年の春までに、全線での運転再開を目指す方針を固めました。政府としては、常磐線の全線運転再開を、「復興五輪」と位置づける東京オリンピック・パラリンピックの開催に間に合わせることで、復興を世界にアピールしたい考えで、安倍総理大臣が近くこうした方針を明らかにすることにしています。
この区間について、政府は去年試験的に行ったレールや枕木、土などを取り除く方法で除染を進め、平成32年の春までに、全線での運転再開を目指す方針を固めました。政府としては、常磐線の全線運転再開を、「復興五輪」と位置づける東京オリンピック・パラリンピックの開催に間に合わせることで、復興を世界にアピールしたい考えで、安倍総理大臣が近くこうした方針を明らかにすることにしています。