厳しい寒さと花粉の季節の始まりに、最近、ちょっと元気がないなぁ……。そんな日のランチはやっぱりカレーです。スパイスがしっかり効いた濃厚なカレーが食べた~い!
そんなときにオススメなカレー屋さんが渋谷にあると聞き、早速うかがってきました。
水なしで野菜やスパイスを煮込んで作った特濃カレーが食べられるという、そのお店の名前は「渋谷カリガリ」さん。
オリジナルココナッツカレーは元は銀座の老舗クラブの人気裏メニューだそうです。期待が高まりますね!
通り沿いですが、入口は少し奥まったところにあるので、見落とさないようにご注意を! 個性的な文字で書かれたエメラルドグリーンの看板が目印です。
JR渋谷駅東口を出て渋谷警察署の脇の坂道を登っていったところにある金王八幡宮の大鳥居の近くにお店があります。
ドアを開けるとほのかに香るスパイスの香り。
カウンター4席と4人掛けのテーブルがあるだけの小さなお店ですが、絵本あり、マンがあり、ゲーム機ありと、シンプルな中にも遊び心いっぱいの大人の子供部屋のような店内です。
カレーにも遊び心があふれています。
こちらはお店では食べられない、お土産専用カレーだそうです。
4種のルーと多彩なトッピングが嬉しくて困る!
見上げると「ジャパニーズカレー」の文字が。大根!梅干し?好奇心と食欲が刺激されてしまいます。
カレーはココナッツを使ったカリガリカレーと辛みの少ないホワイトカレー、ココナッツを使っていないインドカレーとジャパニーズカレーの4種類。
ランチタイム(11:30~15:30)にはドリンクとトッピング2品もしくはコールスローサラダが選べるお得なランチセットがあります。これで880円はお得じゃないですか!?
トッピングは常時10種類以上。その他にも限定モノも多数あり、早く食べたいのに嬉しくて困りますね。
散々悩んだ末にカレーは2色がけ、トッピングはシンプルにパクチー増量とバターに決定!
右がカリガリカレー、左がインドカレーです。
色鮮やかなターメリックライスの黄色とパクチーの緑。
鼻孔を刺激するバターとスパイスの香りとパンチの利いたパクチー臭がたまらない!
もう写真を撮ってる場合じゃない!早速いただきま〜す!
ルーが濃い!水なしに偽りなし
まずはカリガリカレーからひとくち。
たっぷりのスパイスの香りと辛さがにココナッツに包まれて、刺激的なのにマイルドな口当たり。更にトッピングしたバターがまろやか~!
ココナッツの香りも味も甘すぎないので、ココナッツカレーが苦手な方でも食べられそうです。
そしてインドカレーはトロリと深い!家で作るカレーとはまったく違う密度の濃い味。
パクチー好きな方は増量トッピングが絶対おすすめです。
玉ねぎを相当な量使っているというレシピは、お店の方曰く、教えてもいいけど手間と時間がかかり過ぎて誰もマネしないと思う、とのこと。
テーブルの隅にひっそりと置かれた謎の缶。
段ボールの切れっ端に書かれた説明によると……
カリガリ特製スパイス。注:激辛です。
これはもうかけるしかない!
口に入れた瞬間は、爽やかな柑橘系の香りがします。高級な七味唐辛子のような香り高さです、が!!
後から来る、頭のてっぺんまで突き抜けるような強烈な辛さが気持ちいい!
この刺激、ヤミツキ!でも、本気で辛いのでかけ過ぎにはご注意ください!
無料トッピングの福神漬けの甘さがカレーに合う!甘辛無限ループが勢いを加速させ、スプーンが止まらない。
ごちそうさまでした!あっという間の完食です。食べている間から気になっていたのですが、カレーのお皿の下のトレイには何やら漫画のようなものが……。
謎すぎ!シュールすぎ!その名も『カリガリ先生』
何とも言えない不思議な世界。⑤ということは、①〜④で一体、何があったのでしょうか?気になる……。
スパイスたっぷりの特濃カレーを食べて、『カリガリ先生』を読みながらコーヒーで一服したら、リフレッシュ!眠い午後のやる気が湧いてきます!
また、行こう。今度はあのトッピングに挑戦しよう……。
飽くなきカレーへ愛と好奇心が満たされるお店です。
紹介したお店
渋谷カリガリ
住所:東京都渋谷区東1-3-1
tel:03-5485-1098
営業時間 :平日: 11:30-21:00 (LO:20:30)
土曜: 11:30-20:00 (LO:19:30)
日曜祝日: 休
「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
HP: https://www.facebook.com/23fanDecookrentoLiaoLinoJiaoChaDian?pnref=lhc
文:23番地cook専属ライター 金岡 布見子(かねおか ふみこ)
料理は食べるのも、作るのも大好きなアラサー女子。趣味は味コピー。気に入った味を盗んで自宅でこっそり再現しています。得意料理はお酒と白米に合う激辛料理。