トップページBusinessニュース就活 会社説明会 大手企業で見直しの動き
ニュース詳細

就活 会社説明会 大手企業で見直しの動き
3月1日 12時51分

「短期決戦」が予想されていることしの就職活動に向けて、大手企業の間では、情報発信力を強化するとともに、学生の学業への影響に配慮して会社説明会の内容や時間を見直す動きが広がっています。
企業の就職説明会が解禁された1日、東京・丸の内にある大手商社では午前8時半に人事の担当者が集まり、今後のスケジュールなどを確認したうえで、都内で行なわれる合同説明会に向かいました。
ことしの就職活動は、採用面接の解禁が去年に比べて2か月、前倒しされるため、「短期決戦」になるとみられています。この会社では、学生への情報発信力を強化しようと、会社が独自に開く説明会の内容を見直しました。具体的には、女子学生や理系の学生だけを対象にした、会社の制度や入社後のキャリアについての説明会や、従来の3倍の3時間程度をかけて仕事の内容を詳しく解説する説明会を新たに開くことにしました。
また、去年の企業の採用活動では、学生の学業への影響が問題となりました。これを受けて、この会社では説明会の日程も見直し、土日の開催を去年までの3倍に、平日も夕方以降の開催を2倍に増やすということです。
三菱商事人事部の下村大介採用チームリーダーは「企業の側から見れば、PR期間が短くなるので、学生ごとにテーマを絞ってより具体的な内容を説明するなど、広く情報が行き届くよう工夫した」と話しています。

関連ニュース

k10010427191000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ