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放牧中の2頭、射殺される 北海道の牧場

「サラブレッド銀座」と呼ばれる道道沿いにある牧場で、顔を寄せ合う軽種馬=北海道新冠町朝日で(記事とは関係ありません)

 28日午前7時5分ごろ、北海道新冠町朝日の「競優(けいゆう)牧場」で、経営者から「放牧中の競走馬2頭が死んでいる」などと道警静内署に通報があった。牧場の柵付近には猟銃の空薬きょう3個が落ちており、2頭の頭や胴体には銃で撃たれたような痕があった。同署は事件、事故の両面で捜査している。

     同署によると、付近住民が27日午後9時半〜10時ごろ、銃声を聞いたり、不審車両を目撃したりしているという。同牧場の従業員が28日午前7時ごろに出勤し、2頭が死んでいるのを見つけた。

     同牧場は「サラブレッド銀座」と呼ばれる道道沿いにあり、2014年3月の毎日杯(G3)で優勝したマイネルフロストなどを生産している。

     周辺では、エゾシカの駆除が行われることもあるが、夜間の駆除は法令で禁じられている。故意に射殺していれば、器物損壊の疑いもある。【福島英博】

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