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乗用車は時速40~50キロで交差点に進入か
2月27日 18時27分

大阪・梅田の交差点で乗用車が歩行者を次々にはねて、2人が死亡、1人が重体になっている事故で、乗用車が時速40キロから50キロで交差点に進入したとみられることが、捜査関係者への取材で分かりました。警察は、男性が意識を失った状態でアクセルを踏み、速度が落ちなかったとみて、詳しい状況を調べています。
25日午後0時半ごろ、大阪の阪急梅田駅前のスクランブル交差点で、乗用車が横断歩道を渡っていた歩行者を次々にはねたあと歩道に乗り上げ、さらに歩行者をはねました。
この事故で、歩道ではねられたとみられる大阪・寝屋川市の園尾幸治さん(65)と、乗用車を運転していた奈良市のビル管理会社経営、大橋篤さん(51)が死亡し、歩行者の28歳の女性が意識不明の重体になっています。また、8人が重軽傷を負いました。
大橋さんの死因は、心臓の近くの太い血管が裂ける大動脈解離による突発性の心疾患とみられています。
これまでの調べで、乗用車はハザードランプを点滅させていったん止まったあと、急発進したことが分かっていますが、警察が近くの車のドライブレコーダーや防犯カメラの映像を調べたところ、時速40キロから50キロで交差点に進入したとみられることが、捜査関係者への取材で分かりました。
警察は、大橋さんが意識を失った状態でアクセルを踏み、速度が落ちなかったとみて、詳しい状況を調べています。

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