ニュース詳細
麻生大臣 G20で中国経済の構造問題など議論を2月25日 17時43分
k10010421741_201602251810_201602251811.mp4
麻生副総理兼財務大臣は25日の衆議院財務金融委員会で、26日から開かれるG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議で、世界経済のリスクになっている中国経済の構造問題などについて議論したいという考えを示しました。
日本、アメリカ、中国など主な先進国と新興国による、G20の財務相・中央銀行総裁会議は、26日から2日間、中国・上海で開かれ、日本からは麻生副総理兼財務大臣と日銀の黒田総裁が出席します。
これを前に麻生副総理は、25日に開かれた衆議院の財務金融委員会で、G20について「中国の過剰設備や、シャドーバンキングに代表されるような過剰な金融といった構造問題を片づけないと安定しないことははっきりしているので、きちっと言わなければならないと思っている」と述べました。
そのうえで「アメリカの利上げの方向性、そして原油安についてもサウジアラビアはじめ産油国は軒並み厳しい状況になっている」と述べ、G20では、世界経済のリスクになっている中国経済の構造問題などについて議論したいという考えを示しました。
これを前に麻生副総理は、25日に開かれた衆議院の財務金融委員会で、G20について「中国の過剰設備や、シャドーバンキングに代表されるような過剰な金融といった構造問題を片づけないと安定しないことははっきりしているので、きちっと言わなければならないと思っている」と述べました。
そのうえで「アメリカの利上げの方向性、そして原油安についてもサウジアラビアはじめ産油国は軒並み厳しい状況になっている」と述べ、G20では、世界経済のリスクになっている中国経済の構造問題などについて議論したいという考えを示しました。
官房長官 中国の問題で明確なメッセージを
菅官房長官は25日午前の記者会見で、26日から中国で開かれるG20について、世界経済の安定に向けて、中国の過剰設備などの構造問題に対し明確なメッセージが出されることに期待を示しました。
菅官房長官は「市場変動の要因になっている世界経済情勢にしっかりとした対応をとるべく検討を進めていくと考えている。中国の構造問題やアメリカの利上げに関する市場とのコミュニケーション、原油安のプラス・マイナス両面での世界経済への影響が議論されると思う」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「中国の過剰設備と過剰信用などの構造問題にしっかりとしたメッセージが出ることを期待したい。わが国としても世界経済の成長と安定に向けて議論をリードしていきたい」と述べました。
菅官房長官は「市場変動の要因になっている世界経済情勢にしっかりとした対応をとるべく検討を進めていくと考えている。中国の構造問題やアメリカの利上げに関する市場とのコミュニケーション、原油安のプラス・マイナス両面での世界経済への影響が議論されると思う」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「中国の過剰設備と過剰信用などの構造問題にしっかりとしたメッセージが出ることを期待したい。わが国としても世界経済の成長と安定に向けて議論をリードしていきたい」と述べました。